みぐるみん

身ぐるみ脱ぎすて身ひとつ暮らし

綿毛布を洗う日の決意と日々の瞑想洗濯

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毎年やってくる初夏のイベントがいくつかある。

タンスの中身を引っ剥がして日光にさらす作業は済ませていたが、

思いもよらぬ早すぎる梅雨入りで、最大の課題が残ったままだった。

自室のベンチ上にひっそりと待機している綿毛布とメリノウール敷きパッドを、

横目ににらみながら、ジメジメした期間を過ごしていた。

 

 

私は洗濯が趣味だ。かつてはドラム型洗濯機に放り込んで乾燥までお任せ。

仕事と遊びに追われている時期は、これが最善だった。

ところがアレルギー体質が次第に強くなり、合成洗剤をやめるはめになる。

見事に皮膚のかゆみやかぶれ、咳き込むことがなくなり、

これがきっかけで、衣類の素材や手入れ方法を見直した。

重曹や純石けんを併用し、メインはセスキ炭酸ソーダで定着。

 

生理用ナプキンをオーガニックリネンの布ナプキンに変えた際、

つけ置き洗い用のセスキ炭酸ソーダを使うようになった。

布ナプキンはまとめて買うと初期投資がけっこう痛かったが、

ケミカルナプキンより快適で、結局元が取れるくらい長持ちしてくれた。

ケチなので大切に大切に扱ううちに、他の洗濯物も手洗いするくせがついた。

たまたま単身者で洗濯物の量が少ないからできたのだが。

 

布の特性や汚れ具合、汚れの性質により手を抜いたり手間をかけたり調節するのが楽しい。

さっと水ですすぐ程度でも済むものを、わざわざ濃い洗剤で洗う物と一緒にすることもない。

おかげで繊維が痛まずかなり長く着ることができる。

昔の自分目線なら、なんという無駄な効率の悪さ!と呆れているだろう。

フルタイムで働いていた頃に始めたのだが、なんとなく毎日の瞑想時間になっていたようだ。

無心でただ黙々と洗う。私は思考の量が無駄に多すぎる。

朝一番に眠りのなかで整理したクリーンな脳みそで自分と対話するのが好きだった。

1日の終わりはいろんな雑念で脳内カオスだから。(それはそれでまた楽しい)

 

明日からまた天気は雨模様の気配。

日差しと空気の質感を肌で確認。野生の感を信じてヨッシャ〜と洗濯用シンクに毛布を投入。

そう、もちろん手洗い。

重症ではないが化学物質アレルギーはまだ続いていて、クリーニングが使えない。

びょうぶ折りにして収まりを工夫すればかなりの大物でも洗えるシンクが洗濯機がわり。

母の代から大活躍。電気もいらないし腕力も落ちない。脱水だけ洗濯機に頼る。

 

時間差第2弾で挑んだ綿毛布と、毛布並に乾かない厚手のバスマット1枚。

メリノウール敷パッドは午前中に乾燥し終え、すでにタンスの中。

カラッカラに乾燥収納完了!

この達成感で私の初夏は思い残すことなく終わる。早っ。

このホットマンのバスマットは20年以上前に買ったもの。

バスマットでありながらバスマットとして使ったことがない。

座布団やベットパッドの部分補強として自由に活用。死ぬまで持ちそうな気がする頑丈な品。

書くエネルギーだけはかろうじて残してあったが、今日はただの日記で撃沈。おしまい。