みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

真夏日に考える夏の飲みもの 

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ここ2日ほど真夏日だった。洗濯日和というポジティブ面にとらわれ忘れていたが、

ふと思い出した夏の飲み物。冬場はほぼ、魔法瓶に入れた白湯でまかなえる水分。

去年の酷暑を思い出す。冷たいものは飲まない習慣にしていた私も、

真夏の室温37℃とかもう、さすがに残酷すぎる。

 

引っ越し直後、コンクリートまみれの都会に比べれば土の地面に木造住宅は天国だと思えた。

どこに行ってもキツイ冷房で、更年期の多汗が冷やされて体の芯まで冷え切って辛かった。

冷房は就寝時の数時間。日中は首に濡れタオルを巻いて風のよく通る庭の木陰で涼んだ。

しかしこの2年ほどの異常さは、瓦屋根でバーベキューレベル。

(いつか本気でやってみたい。今年はそれに近い実験をやるつもりだが。。。)

「たてす」と「すだれ」で家を囲いまくり、あらゆる工夫を凝らして抵抗したが、

ついに睡眠中冷房かけっぱなしやむをえず、ついつい冷たい炭酸水にも手を出してしまった。

もちろん、甘い清涼飲料水ではなくただの炭酸水。

しかし開封後の炭酸が抜けると不味いし、冷やすとシュワシュワ刺激がキツすぎる。

開封後はつい早めに飲もうとがぶ飲みになりがち。

お買い得品を選んでも、ペットボトルゴミは出るし、意外にコストもバカにならない。

そんなにたくさん飲みすぎない程度にちょっと飲みたいだけなのに。

 

ある日YouTube動画で偶然見かけた自家製炭酸水。

そういえばその手があった!

私は普段から食用の重曹をおやつ作りの材料や歯みがき粉代わりにして、常備していた。

掃除用なら持っていたクエン酸ナトリウム。

食用グレードのものは持っていなかったため、速攻購入。

おやつ作りで重曹と酢を発泡させてベーキングパウダー代わりにしたこともあったし、

掃除の時は重曹クエン酸を使っていたから原理はわかる。

あとは要するに美味しいのかどうかだ。

 

常温かほんの少しだけ冷やした白湯と重曹クエン酸

たったこれだけで、汗水垂らして買ってきていたペットボトルとお別れ。

災害備蓄用の水を入れるぶんだけ残して、もう増やしたくなかったから。

お気に入りの作家さんの手作り感満載シンプルグラスで、希少価値感を出してみる。

量は少ないけど満足度はアップ。

 

さてそこで問題のお味は、甘くない微炭酸レモンソーダ

もちろん個人によって感じ方は様々なのだが、私にはイケる。

 

健康飲料として過信することは避けたいと思う。

人によっては重曹に含まれる塩分の問題とか、身体に相応しくない場合もあるからだ。

目安量は紹介されているレシピによりいろいろ。

500mlに各小さじ1杯(5g)

200mlに各2g

このあたりであとは微調整。キツ過ぎない理想の炭酸も作れる。

しかし、重曹摂取量の上限は一日5g目安。

私の小ぶりのグラスなら、2杯までは大丈夫そうだ。

飲み過ぎたくないからこれにしようと思ったわけで、適量をオーバーすることはない。

私だってちょっとは味わってみたい、酷暑を癒す爽やか炭酸シュワ〜。

そして何より手作りの柔軟なテキトー感が性に合う。

すでに多くの人が取り入れている、炭酸マシーン要らずの知恵。

遅ればせながら知恵を授かってありがたい。

 

庶民が持ち寄る暮らしの知恵。

これはどんなメディアよりも最強だと私は思っている。

もちろん正解はひとつじゃないし、多種多様な哲学がそこにあっていい。

ブログやYouTubeが、我々庶民のお宝であり続けられるよう祈る。

先輩方に学び、いつか有益な情報発信ができる日が来るように

コツコツ毎日、こびとの匍匐前進だけど成長したい。

???「匍匐前進(ほふくぜんしん)」って、こんな難しい字だったのか。。。

「伏して手と足で這いながら前進すること」なるほど。。。どうでもいいけど。