みぐるみん

身ぐるみ脱ぎすて身ひとつ暮らし

ロシアごはんが好き

昨夜何となく写真を整理していると、ロシアごはんのことを思い出してしまった。

ロシア料理といえばピロシキビーフストロガノフボルシチも有名だ。

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王道のビーフストロガノフ

私が初めて海外旅行に行ったのはなんと2019年8月。ほんの2年前のこと。

友人知人が毎年のように世界中を旅しているなか、私はマイペースに近場のプチ冒険ばかり。

20歳の頃バイクの中型免許を取り、7年間ほど小規模のツーリングを楽しんでいた。

その後は乗用車で職場の友人2〜3人を乗せてちょっとした温泉旅行に行く程度で満足。

 

チャンスはあった。友人達の間で、初めて国を出る私の姿は絶対笑えるに違いないという話題になり、こぞって計画をしてくれたことがある。

友人はみんなすでに海外旅行慣れしていたが、本気で私を馬鹿にする人はいなかった。

小さいところをクルクルしていても楽しがる私が国際線に乗るときのリアクションが見たいという純粋無垢な好奇心というか、それも友情。いじられるのは嫌いじゃない。

関空から北海道までの国内線にしか乗ったことのない私を気遣って、行き先はご近所の韓国に決めていた。予約も完了し、私はなぜか「生ビール2杯ください」という韓国語だけ新たにマスターして行く気満々。今思うと他にもっと覚えた方がいいフレーズはいくらでもある。しかも何故に1杯ではなく2杯…?今でもスルッと出てくるほど完璧に暗記できていた。

神戸には美味しい韓国料理屋が山のようにあった。お気に入りの焼肉屋さんの石焼ビビンバとキムチは最高だったし、若い頃はガッツリ倒れそうなほど食べることができた。ハラミとてっちゃんの(ホルモン)が好物で白いご飯が無限に入る組み合わせだ。石焼ビビンバは別腹で、ルームメイトと半分に分けてでも食べていた。本当にまあこの小さい身体でよくあれだけ食べて太らなかったものだ。

本場の韓国料理に胸躍らせながら旅行まであと1ヶ月…のところで阪神淡路大震災

もちろんキャンセル。それから全く海外とは無縁の日々。

ところが2019年夏、思いがけないチャンスが降ってきた。姪っ子が誘ってくれたのだ。

彼女は海外旅行が好きで、若さゆえ多くの渡航歴はないが台湾にふらっと一人で行ってきたりとかするタイプだった。選択肢が2カ所あったと思う。ひとつは暑いところだったから却下。しかしそれ以前に答えは決まっていた。

『ロシア・ウラジオストク3泊4日の旅』

私はロシア語のあのキリル文字に興味をそそられ、2014年からコツコツ独学でロシア語を勉強していたのだ。猛烈に目的意識を持って勉強していたわけではない。アナログ大好きだった当時、語学アプリなどという高尚なものは視野に入らない。近所の小さな書店でクロスワードパズルの雑誌を買うおばあちゃんに紛れて、NHKラジオテキスト「まいにちロシア語」を定期購読申し込みした。今どきラジオ講座なんて冗談みたいな手法だ。アプリで楽々学習できる今でも時々ページをめくる。パソコン画面に疲れたら、ふと原始帰りしたいことがあるのだ。

勉強するという感覚が楽しいだけで実際にロシア語を実践練習する機会は無に等しかった。

職場で顔見知りになったロシア人女性とちょっとした挨拶ぐらいは交わしていたが、週に一度会うか会わないかで、一回につき数分間のこと。もう一人別のロシア人女性に簡単な自己紹介を披露したが、彼女とはその後会う機会がなかった。積極的に交流しようと努力もしていないにも関わらず短期間で同じ場所で二人のロシア人に出会うなんて不思議だった。「このあたりにはロシア人いないよ」ロシアの方当人がそう言っていたのだから確かだろう。すごい確率で吸引してしまった感がある。その根拠のないロシアつながりを運命のように勘違いした。

その運が導いたのか…結局たいしてしゃべれもしないまま唐突に現地へ。

電子ビザが使えるようになったことで楽に行けるようになったらしく、そういうことはちんぷんかんで姪にお任せした。体調が少し気になったが、こんなチャンスはめったとない。多少無理をしてでも行きたい。いっときでもそれが生きる希望みたいになり、コンディションを整えて臨んだ。語学レッスン視点は抜き。元気に美味しく食べられるならそれでよしとした。

今思うとコロナ流行前の滑り込みセーフ的な旅になったから直感に従って強引に決行して正解だった。

他に食べた美味しいもの

  • ペリメニというロシアの水餃子(専門店「ローシキ・プローシキ」2回も行った)
  • ピロシキ(おばあちゃんのピロシキ屋「ピラジョーチニッツァ」で買い食い)
  • ブリヌイ(ロシアのクレープ・ブリヌイカフェ「ウフティブリン」で食べた)
  • クヴァス(ライ麦麦芽を発酵させた微炭酸微アルコール飲料・度数1〜2.5%)
  • チョコレート(赤ちゃんのパッケージでお馴染みの「アリョンカ」買った)
  • ホテルのモーニングにあった不思議オムレツとカーシャ(ロシアのミルク粥)
  • 乳製品(クリーム・バター)とハチミツ

ホテルのモーニングに木綿豆腐みたいな不思議なものがあった。固い茶碗蒸しみたいで、さっぱりしていていくらでもパクパクいけた。あとでオムレツだと認識したが日本人の口に合うと思う。

これらの美味しい食べ物の基盤にはどっしり安定の食料自給率がある。あの壮大な大地で自然とうまく折り合いをつけながら暮らしている人々を見習いたいと思う。我らのちっちゃい島国とは事情が異なるものの、高層ビルだらけのコテコテ先進国風ではなく、どことなくレトロで都会過ぎない部分を大切にしている感じが好きだ。自然も大切にされている。それは個人的に中国に対しても思う。日本はハリボテの都会になりすぎてしまった気がする。病んで痩せた大地に申し訳ないと思う。これじゃあ育つものも育たない。植物も人間も。。。

農林水産省が出していたデータをちらっと見てみると、あーあ〜な気分になる。

ロシアの2020年食料自給率政策目標は、穀物・じゃがいもは95%以上、乳および乳製品90%以上、肉および肉加工品85%以上、砂糖80%以上。結果の記載はなかったが、どうみても100%と言っていいほど余裕なのではないだろうか。

お隣の中国の政策目標は穀物のみ95%に絞って掲げているが、2012年の時点で98%の実績を公表している。データがなかったとしても、ロシア同様食材が無限にありそうな中国は素晴らしい。

韓国は穀物のみの政策目標52〜55%に対して2012年の実績は41%だとか。

我が日本は…37%って…あーあってずっと言っているけど変わらない。

とにかくロシアも中国もデカイ。ロシア人の多くがダーチャという農園を持っていて自給自足に備蓄も万全。オーガニックで新鮮な食材がたっぷりある。

私は中華料理も韓国料理も好きだが、あまり馴染みのなかったロシア料理が一番自分好みだとわかった。癖がなく日本人にすんなり馴染める気がする。レパートリーは中華料理に敵わないと思うが、私はたいしてグルメでもなく食への執着がないため多すぎないほうが楽でいい。パンも食事系の雑穀メインの黒パンとかが好きだから相性がいい。バターたっぷりのヨーロッパのデニッシュとかクロワッサンもいいが、日常はちょっとキツい。

ああ…思い出してきた……美味しかった。また食べに行きたい。

食の観点からいうと移住したいくらいだ。甘い物好きには食べ過ぎ中毒要注意だが、アイスクリームは絶品だから。

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シンプルだが濃厚ミルクが絶品のアイスクリーム

ウラジオストクに関する情報はもうたくさん公開されているし、私は旅行ネタにうとい。自律神経失調で頭が吹っ飛んでいたこともあり、自分の目で見る景色を感知するのが精一杯。写真はあまり残っていない。ぼんやりしつつもシャッターを切ったわずかな思い出を掲載してみた。

ブログ超初心者の私だ。

駆け出しだから、いろんな記事の真似事を積み重ねて練習になればそれでいい。

今日はこんな感じで。。。