「マルチポテンシャライト」というありかたについて
Maltipotentialite(マルチポテンシャライト)を考える
気が散る自分に捧げる応援歌
気が散ることが私のあたりまえ
気が散ることが私の楽しみ
気が散ることが私の暮らし
気が散ることが私の人生
気が散ることを才能にして
気が散ることを邪魔させないで
気が散る自分を生き抜いて
気が散る自分を宇宙に散らそう
散った私が新しい星になる
(mimikobito作)
Maltipotentialite(マルチポテンシャライト)とは
Maltipotentialite(マルチポテンシャライト)とはどんな人?
マルチ(たくさんの)
ポテンシャル(潜在能力)を持った
ライト(人)のことで
「多くのことに興味を持ち創造性を追求する人」という意味。
- 飽きっぽくて長続きしない。
- 次々に興味があることが出てくる。
- 天職がよくわからず見つからない。
上記の3つが完全に当てはまれば、
あなたもMaltipotentialite(マルチポテンシャライト)かもしれない。
この真逆の性質の人を「スペシャリスト」と呼ぶ。
スペシャリストの反対って…。
なんか聞こえ悪いしダメっぽくないですか…。
当てはまった同類のみなさん、
ここで凹んではいけない。
次のような強みがあるということをお忘れなく。
- アイディアを統合する能力がある
- 学習のスピードが速い
- 適応能力が高い
エミリー・ワプニック氏について
Maltipotentialite(マルチポテンシャライト)という造語は、
エミリー・ワプニック氏によって作られ、広められた。
TED(Technology Entertainment Design)の
YouTube動画をご覧になった方も多いだろう。
TED Talksはネットを通じて行なわれている動画の無料配信プロジェクトで、
内容が興味深いのはもちろん、語学学習にも活用できる。
私も英語のリスニング教材代わりに時々見ていた。
そこでたまたま出会ったこの動画にハッとした。
なんか、みょうに気持ちわかるんですけど…。
HSS型HSPとの関連性
私は、HSS型HSP気質にも当てはまる。
HSS型HSPとは「繊細な感覚を持ちながらも刺激を追求し続ける」人で、
人口の6%ほどしかいない結構レアな性質をいう。
調べてみるとやはりこの二つの性質は関連するようだ。
自分の過去記事を読んであ〜あと思った。
まだ書き殴りで右脳だけしか動いていない時期だったため、
自分でも支離滅裂な文章が落ち着きなく特徴的。
私よ…頭のぐあいマジで大丈夫か…?と心配になる。
自己研究のいい症例になると思い、
カッコ悪くても文章は訂正していない。
ナースを28年間続けたんだから、
スペシャリスト寄りなんじゃないの?
自分でもそう思いたいが表向きと中身は違う。
ナースという資格の中で、私は可能な限り医療現場を転々と放浪した。
救命救急部門での職歴が6年間ほどあるが、
常に日々刺激と変化の連続だったため一番性に合っていた。
28年間かけてウロウロした結果振り返ると、
産科と手術室以外の大半を広く浅く網羅していた。
看護学校非常勤講師や実習担当教員、
企業の健康管理室や大学の保健室、
ホテルやスポーツジムの救護室も。
正看護師免許でやれることはなんでもやった。
その間、営業職に飛び込んでみたこともある。
ナース引退後もパン屋の製造・販売、
野菜や地域の特産品を売る店でレジ打ち接客、
近所のスナックで裏方バイトもやったし、
水産加工品販売店で魚の干物なんかも売ってみた。
採用されなかったが、釣り場の売店や本屋の店員バイトにも応募した。
他にも面白そうな仕事のお誘いがあったのだが、
更年期障害がストップをかけた。
あのまま走り続けたら確実に病院行きだっただろう。
50歳を超えてもなお落ち着きのない自分。
突然消えてしまいたくなることがまだあるくせに、
今の体調不良から復活したら、
体力が許す限りまた何かやらかそうと企む懲りない自分。
このどうしようもない性質と付き合うのは、
正直本当にしんどい。
きっとこの世のどこかに、
似たような気持ちの方がおられる気がする。
Maltipotentialite(マルチポテンシャライト)が人類を救う⁉️
昨日の記事で取り上げた感覚過敏との向き合い方と同じ。
見方を変えると障害や欠点も才能に変えられる。
この性質は海外に比べ、日本では相当生きづらいはずだ。
おとなしいHSP(繊細な人)さんたちが多い日本。
今、心優しい多くの繊細さんたちが苦しんでいる。
マルチポテンシャライトやHSS型HSPの性質を持つ人は、
異端児的性質ゆえに奇人変人扱いされやすい。
HSPさんと同じ繊細な感覚を持つ仲間として、
この明るい変態力を発揮しておとなしい方々を救いたい。
そう感じるマルチポテンシャライトさんもいると思う。
外交的で子供のような好奇心を生かして、
既存の発想を打ち砕く天才的能力をぜひ発揮してもらいたい。
新時代に適応できるのは、こんな若者や子供たちかもしれない。
実際マルチポテンシャライトには天才肌が多いといわれる。
私は手遅れでこのまま終わりそうだが、
紙一重だという希望を失わず余生を送りたい。
おまけ
夕方に雷がひどかった。どうせまた雨だろうと、
引きこもって記事を書いていたらもう日没。
西の窓を開けたら思いがけない夕焼けが。
急いで撮影。微かだが月と星も撮れた。
ラッキー。