みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

体のなかでいちばん美しい水のこと

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 私たちにとっていちばん身近な水

私たちは60%「水」

豪雨災害続きで水浸しの日々。

土が乾き切らないうちに雷とともにまたザーッ。

ちょうど書き始めた今もボトボト降っている。

外界で水の音ばかり聞いていると、

中のほうの水にも意識を向けてみたくなった。

人間の体の水分量は、生まれたての赤ちゃんで約80%、

子供で約70%、大人は約60%といわれている。

女性は体脂肪が多いため55%ほどで少なめ、

高齢者では約50%と更に減っていく。

外界の過剰な水分を

我々中高年の体内に注入できるのなら

世界中のおじさんおばさんたちは、

喜んでぷるぷるになるだろう。

脳脊髄液(のうせきずいえき:cerebrospinal fluid:CSF)

血液もリンパ液も細胞の中の液もみんな水分。

体中にいろんな水分があるなかで、

いちばん美しいのが脳脊髄液

無色透明で混じりっけなしの美しさという感じだ。

ナース時代に何度もこの目で見てきたが、

どうしても他の体液のドロドロ感と比べてしまう。

実際に成分上細胞がほとんど存在しないため、

不純物が存在しないのだ。

世俗にまみれず、

けがれのない清らか〜なイメージ

脳ミソのまわりと背骨の中を循環している水で、

全量は大きめのコーヒーカップ1杯分(125〜150mlほど)。

脳ミソの部屋で作られ、

1日3回入れ替わるペースでぐるぐる循環している。

私と脳脊髄液

自分のはてなニックネームを振り返る。

自己紹介に載せた文章はこうだった。

「みみこびと」とは、頭の中や耳の中に住んでいる小人のこと。

神秘的な脳脊髄液に満たされた「髄海(ずいかい)」という海で、

光を放ちながらぐるぐる泳ぎ回っている冒険好きな生命体。

ドロドロネバネバな世俗の海を泳ぎ続けた半世紀……。

私にはこの神秘の水への思い入れがある。

何かとご縁があったのだ。

  1. 母親の死因が転移性の癌性髄膜炎だったこと。
  2. 過去に首の捻挫をしていること。
  3. 現在自律神経失調症状があること。
  4. 西洋医学で解明されていない不思議分野に興味がある。 

ご縁というより興味があるだけだと思うが。

1 母の死因が癌性髄膜炎

癌性髄膜炎とは癌細胞が脳と脊髄の中に入って悪さするもの。

癌細胞や細菌・ウイルスをブロックする機能もあるのだが、

その聖域を突破されてしまうことがある。

母の闘病日記ではないので詳細は省く。

強烈なご縁だっただけ。

2 過去に首の捻挫

20代の頃に頚椎捻挫をした。

暴れる患者のベッドサイドにしゃがんだとき、

思いっきり真横から頭を蹴られたのだ。

安静だけで痛みはおさまったが、

交通事故の鞭打ちなどの経験者と同じだ。

近年メディアが取り上げて有名になった、

「脳脊髄液漏出症」「脳脊髄液減少症」の原因にもなる。

これには更年期障害のような紛らわしい症状もあり、

自分にも当てはまる。光の眩しさとか聴覚過敏とか。

更年期障害自律神経失調症同様、

特に診断治療は受けていないが関連はあるだろう。

3 自律神経失調症について

上記、2と同じ

4 西洋医学で解明されていない不思議分野に興味あり

東洋医学の「気」だとか、

スピリチュアル的なチャクラとか。

人体の神秘はまだまだ奥深い。

私はこの「脳脊髄液」という神秘の水の流れの中に、

今の医療の限界を超えた何かが眠っている気がしてならない。

何十年もの間チラチラ気になりつつ抱き続けた不思議探求心。

波動医学とかもドイツなどでは昔から進んでいるようだ。

残念ながら我が国ではまだ古いシステムが強い。

私の中で根拠のない妄想だけが暴走し、

行き場のない妄想を物語に秘めて過ごしていた。

「mimikobitoみみこびと」を現実世界に

私の変な生命理念

みみこびと」は私が勝手に呼んでいる名前だ。

脳神経外科の分野でカナダの脳外科医ペンフィールド

脳の中のこびとホムンクルス

という表現を使っている。

脳のどこがどの体の部分に対応するかを表すもので、

実験通りにモデルを作ったら、

見た目が「こびと」っぽかったという。

教科書的にはそこまでだった。

私はまだ未知の生命体が存在する気がしてならない

そう考えた方が夢があって楽しい。

だから、謎に包まれた「脳脊髄液」

それがぐるぐる回っている「髄海」に惹かれる。

限りなく純粋なままの水分。

宇宙に最も近い性質を含む場所なんじゃないかと。

そこにいろんなキャラの「こびと」がひしめき合い、

光を放ちながらぐるぐるしている気がする。

背骨(脊椎)という骨自体にも興味がある。

最近では漫画の進撃の巨人でも、

脊椎・骨という部分を取り上げていたように。

骨と人間の執着についても、

別の記事を書いているところだ。人体は奥深い。

原因不明の不調に悩む方へ

どんな水でも動かさなければよどむ。

よどめば自然に汚物がたまるし腐る。

同じ液体のぐるぐるでも、

血液には心臓や血管の働きでポンプ作用がある。

脳脊髄液にはポンプがない。

「美しい水」と「こびと」はどうやって動かせばいいのか?

そこに呼吸と運動の大切さが挙げられるのではないか。

以前「こびとが体育座りをして苦しんでいる」と、

表現したのはそのことだ。

メンタル面での息苦しさのことを言ったのだが、

心と体は直結している。

姿勢の悪さや体の過緊張で脳脊髄液の流れが悪くなれば

自律神経失調症を起こすこともあるだろう。

体育座りは猫背の大量生産だと思う。

猫背の多い日本人は呼吸が浅い。

私ももちろん。

窮屈で堅苦しい満員電車や、

狭いスペースでのデスクワーク。

呼吸なんて何も動かせないほどの動きじゃないか?

私もそう思うからつい息を詰めたり浅い呼吸をしがちになる。

しかし影響は大きい。

脳脊髄液だけじゃなくリンパ液などの流れにも関わるのだ。

コロナ自粛で運動不足の私自身耳が痛い。

ヨガとか太極拳とかいきなりハードル高いから、

せめて深呼吸して涼しい時間帯に歩こうと思う。

知らず知らず「こびとたち」を閉じ込めると、

ストレスでパニックを起こしたり、

愛想をつかして逃げてしまうかもしれない。

たまったもんじゃない。

3万人のこびとが反旗をひるがえし…

原因不明の新種の自律神経失調とか怖すぎる。

みなさんもご一緒に、こびとの機嫌を取るために、

今すぐ深呼吸して背筋を伸ばそう!

おまけ・終わりに

デスクワークに不慣れなもので、

本当に座って作業するって大変なんだなと

つくづく思うこの頃。

「あんたがいちばんダメダメ猫背でブログ書いてるんちゃうの?」

いちばんこびとを怒らせているのは私だった。

デスクワークの皆さんからすると

今更の常識だったりするだろう。

今日はまとまりが悪かったが、

経験積んでこれから少しずつ成長しますm(_ _)m