みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

「鶴とうさぎ伝説」考察前に「月と現代社会と人生観」を語る。

こんにちは。mimikobitoです。

最近ますますブログの魅力にハマっています。

落ち着きのないわたしがソワソワしているうちに、

静かにそっと読者登録して下さっていた、

17人目の読者さんに感謝!

ありがとうございます!

はじめにちょっと家計ネタ雑談

昨日はタンチョウヅルの赤い頭が気になりすぎて、

ごはんを食べるのさえ忘れてました。

ごはんに煮干しとニンニク醤油かけて、

ねこまんま以下の食事で満足するという幸せ者です。

9月の食費支出がなんと、

13日間で2530円って…

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すごくないですか?

しかも食材の野菜いっぱい残ってるから、

まだ何日かこのままでいけるんですよ(笑)

ブログを書くというやりたかっことを始めてから、

買い物欲求も消滅し、ついにお金の存在忘れました。

忘れられる程度の貯金しかないからですけどね(笑)

インとアウトのバランスにすぎないので、

常識外れても人って生きられるもんなんですね。

貯蓄ぶんで健康保険料とか払ってますが、

本当に必要なものってタダですもんね。

空気とか太陽の光とか。

ありがたいです。

塩だって最悪、海水でも舐めてりゃ死にません。

ごはんの入った茶碗と箸を持って、

近所の浜で岩からはがしたワカメをおかずにしても、

きっと辛いと感じない自分がスゴイです。

その光景、かなり面白そうです。

コロナが落ち着いて、

友人と自由に会える日が来たらやりたいです。

もともと不規則3交代勤務が長かったので、

3食規則的に食べた記憶がありません。

忙しい日は食事どころか睡眠すら取れなかった。

いけませんね、食事はいいけど睡眠削るのはいけない。

引退後の現在はお腹が空いたら食べるという

みごとな野生動物っぶりです。

人体は飽食には弱いが飢餓には強いということを、

身をもって感じる愉快な節約サバイバル暮らしです。

心身共に本調子に戻って、

社会貢献できるようになるまでは、

今が自力療養の踏ん張りどきです!

月と日本人

どのぐらい昔からなのかわかりません。

具体的に知りたいとも思いません。

肉体の不老長寿・不老不死への渇望は、

物質社会の頂点に立った人類が、

長年変わらず抱いてきたことかもしれません。

あやふやな宗教観

個人の信仰するいかなる信仰をも

否定するものではありません。

わたしは自分の生い立ち上、

月に父親、太陽に母親をイメージしました。

これは同じ日本人でも、

環境により逆のイメージを持つ人もいます。

海外では太陽神は男性をイメージさせるし、

日本の天照大神は女性をイメージさせます。

古代中国には絶対的な神というのがなかったようです。

日本では太陽崇拝的な感覚も少しはあるでしょうが、

古代中国には、きっちりした神という位置づけはなく、

月の陰と太陽の陽。

ただそれだけなのです。

こちらが陰陽のマークです。

白黒はっきりじゃなくて、

ちゃんと曖昧なゾーンもありますね。

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東洋医学の経絡というツボの流れも、

陰陽の割り振りがされています。

肉体のどこをひいきして崇めるなんてこと、

やっても意味ないですよね。

忖度するのは国を動かす誰かさんとか、

誰とは言いませんが誰かさんとか…ですね。

下手に転ぶと月は肉体への執着を生むかもしれません。

生命はただの肉の塊ではないですから、

大切なのは各臓器や組織の優劣ではない。

誰よりも超人的な肺を持っていたとしても、

肝臓が完全になかったら健康を維持できません。

逆も然りですよね。

すば抜けた一部の臓器の働きよりも、

異種共存のハーモニーこそがすべて。

それが東洋の理念哲学の根底にある、

わたしが最も重要視する概念です。

こうした宗教に代わる東洋の陰陽思想は、

わたしが親しみやすいから例にしていますが、

どの宗教も本質的な核の部分はみんな、

純粋で共有しあえる叡智の宝庫だと思います。

「人の数だけ自分教」わたしはアリだと思います。

月うさぎ「仏教説」をわたしが選ばない理由

慣習としきたりだけのあやふやさ

ちょっと待った!

確かに特定の信仰がない人多いけど、

日本人って基本仏教なんじゃね?

葬式とか大多数、仏式がいちばん普通だし。

仏式といっても地域により宗派もさまざまで、

自分がどの宗派かなんて若い頃は、

正直全然どうでもよかったですね。

自分の親の葬式出して初めて知った人もいる。

なんとなくご先祖さま感謝感謝〜!

みたいなゆるい感じでしたね。

みんな普通に初詣とか行くし、

神仏混合違和感ないしそれがなに?

わたし、そういうゆるさは基本的に好きですよ。

自己犠牲という概念の浸透

「月うさぎ伝説」には、

仏教色を馴染ませた別の説があります。

飢えた瀕死のおじいさんに姿を変えた神様が、

猿とキツネとうさぎの前に現れたとき、

それぞれがどんな反応をするか試したという伝説です。

木の実を拾ってきた猿、

川で魚を獲ってきたキツネ、

うさぎは何もできずウロウロするだけでした。

どうにかしておじいさんを助けてあげたいのに、

うさぎにはなんの特技もありません。

そこでうさぎは仲間に火を起こして欲しいと頼みました。

そしてうさぎはこう言います。

「わたしには差し上げるものがなにもありません」

「どうぞこの私の肉を焼いて食べてください」

ウサギは燃えさかる火の中に自ら身を投じ、

死んでしまいました。

それに心を打たれた神様は感極まって涙しました。

「こんな優しいうさぎを死なせてはならない!」

「これからは月に昇って暮らしなさい」

そう言ってウサギを天に昇らせました。

「自己犠牲の象徴」として、

尊い存在と崇め奉ったということでした。

うさぎのとった行動の純粋さ健気さ。

美しい捨て身、自己犠牲、奉仕の精神。

以前の記事でも同じことを言ったと思いますが、

わたしの胸の奥のどこかがうずきました。

自己犠牲や捨て身が、そんなに美談美徳ですか?

今のこの国で、その哲学が何を生んでいますか?

それを見過ごして次世代に渡そうとしていませんか?

私の胸にそんな言葉が響きました。

わたしは深く内省しました。今もずっと。

だから月とうさぎを追うのでしょうね。

わたしの内部に埋め込まれた、

過敏すぎる聴覚センサーが、

白うさぎたちの声無き声を拾うのです。

月から解放されて自由に鳴きたいという声を。

だからこちらのストーリはしっくりこないというか、

鵜呑みにしたくないんですよね。。。

白うさぎたちの沈黙

大ヒットした映画「羊たちの沈黙」のようですね。

羊は声帯があるからまだ鳴けますが、

うさぎは鳴くことさえ許されなかったのです。

鳴かないうさぎのほうがある意味根が深い。

「赤い」頭の鶴と「白い」うさぎ。

そのまんま日の丸🇯🇵ですよね。

うさぎ風味のわたしとしては、

失った声帯を取り戻して、

モノ申さないうさぎで生きることをやめて、

思いっきり野原で仲間と鳴きながら、

ピョンピョンしたいと思うのです。

月のリズムと人体

立ち戻りましょう。

本来の東洋の理念哲学に学び、

もう一度社会を根本から見直しましょう。

なにが本物の継承なのかを見極めましょう。

本物は目立たなくとも滅びません。

現代社会の片隅でちゃんと生き延びています。

本物を見つけるのはひとりひとりの持つ、

松果体であり本能でありオメガの目です。

「オメガ」とはギリシャ文字で一番終わりの文字。

森羅万象の全てを包括した、

人智を超えた状態のことを表せます。

ある方の哲学に学び、なるほど納得しました。

森羅万象を見抜く視野のことを、

「オメガの目」といいます。

松果体の第3の目のイメージと似たようなものです。

これはわたしのオリジナルではありません。

一部の方々が恐怖を煽って使っている、

ちっちゃ〜い観念としての目でもありません(笑)

人類みんなが持つ真実の目ですね。

特に、子どもの目はオメガの目。

この人間社会で最も偽りがなく曇りがないのは、

子どもの視点だとわたし個人は思うのです。

特に幼い子どもは松果体が大きいです。

思春期に入ると誰でもどんどん小さくなります。

性ホルモンの影響で松果体は萎縮します。

地球上で子孫を残すため、生き残るため。

現時点での人類には生殖が不可欠ですから。

性ホルモンの分泌は大切な本能です。

月はその本能を左右します。

特に母体となる役目を持つ女性は、

月経周期でわかりやすいように、

月のリズムでホルモンが影響されやすいですよね。

他の体の部位も部首が月(つきへん)の漢字が多いです。

脳・胸・腹・胴…などなど。

「月」は「肉」という字の変化系だそうです。

だから体についている月は「にくづき」と呼ばれます。

松果体は睡眠ホルモンだけでなく、

月のサイクルを感知するセンサーでもあります。

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更年期を超えてみた感想

女性は月によって身体を支配されやすいです。

実際に更年期を超えた女性たちが、

男性陣よりも異様にパワーアップして、

別人のように第二の人生をイキイキ送るのは、

その影響だと感じます。

わたしも更年期を抜ける段階で、

自律神経失調の不調の嵐にもがきました。

今では長いトンネルの先に光がみえています。

まだ更年期に程遠いお若い世代のみなさん、

恐れなくても大丈夫ですよ!

女性は弱そうでいて半端なく強いですから。

超えてしまえば忘れる類の、

産みの苦しみというやつですか?

(産んだことないから違ったらごめんなさい🙇‍♀️)

常識では松果体は加齢で萎縮していくとしても、

わたし個人は寿命があと10年なくてもいいので、

無理に若返りたい!ウォ〜とは思いません。

残りの数年は瞬間を生きていればいいだけで、

長さはもうどうでもよくなってきました(笑)

(ちょっと苦しかった時期の名残りでしょうが…)

(こういう人ほど復活したら手のひら返すかもしれませんね)

(忘れっぽいし飽き性なんで。。。)

月で不老不死になった伝説の女性と白うさぎが、、

「そんなん絶対やめとき〜って」

「永久とかマジしんどいでホンマに」

そう囁いてくれている気がします。

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「少年に戻って」瞬間を生きる。

ブログを作った当初のプロフィール文には、

そんな思いがこもっていたんだろうなと、

今頃になってしみじみするわたしです。

おわりに

雑談ばかり入れてしまい、

すっかり長くなってすみません!

お得意といえばお得意の、

典型的スーパーカオスブログでしたね。。。

月曜からいきなりコレかよ〜勘弁して…。

そんなみなさんの気持ちをスルーしたわたしを、

どうか許してやってください。。。

最後まで読んで頂きありがとうございました。