桃太郎が犬と猿とキジをお供にした理由と「鵜(う)」の関係。
こんにちは。mimikobitoです。
唐突に小説を書くなどと言いはじめたわたしですが、
基本、このわけわからん構成が好きです。
これはこれで強引に今日もやります!
疲れない程度に短めのやつで。。。
血のつながりより気のつながり?
「月うさぎ伝説」のなかでチラッと出てきた、
「桃太郎伝説」が不発のままくすぶっているのが、
気持ち悪くてたまりません(笑)
キジが自己犠牲の象徴みたいに思えて、
タンチョウヅルとうさぎの伝説解読に、
友情出演させてしまったのです。
全てはわたしの思い付き妄想解釈ですが、
神話や昔話には想像力をかき立てる魅力がありますね。
今も昔も、わたしみたいに、
どうでもいいことが気になって落ち着かず、
しっくりくる物語を強引に創って、
腑に落としたい人がいたんだなと思うと、
血のつながりを超越した、
「気がちるつながり」という、
水面下のご先祖が二重らせん状態で、
背中に張り付いている気がしてなりません。
こわいですね。
ちょんまげ頭の自分を想像してしまいます。
(いや…あの…なぜ男子…?)
ふっ…わたしは少年脳なので、
三つ編みリボンでお花畑の首飾り作りより、
どちらかと言うと得意です。
『血のつながりより気のつながり』
おやおやっ?
意外な名言できたかも?
正直なところ桃太郎とか、
そこを突っ込んでいる場合じゃないんですが、
こういう唐突な衝動が数年後になって、
とんでもないシナプスだったということがあります。
(シナプスとは脳の神経伝達回路みたいなモノ)
押さえ込まず野に放ちます。
桃太郎のお供ネタ解説
もうすでに出回り尽くしている定説ですが、
みんながそれを考えて生きているわけじゃないので、
わたしも最近知りました。
十二支を北から時計回りに並べると、
鬼門(きもん)=(北東)は丑寅(うしとら)の方角です。
鬼ヶ島は北東にあったんですね。
鬼を抑える力をもつ方角は、
反対側にある裏鬼(うらきもん)=(南西)です。
裏鬼門は本来、未申(羊・猿)となりますが、
羊には角があり鬼の角と通じるので避けられ、
鬼退治メンバーは申・酉・戌(猿・鳥・犬)になりました。
ちゃんちゃん。
角があるだけでスパイ呼ばわりされた羊さんって…。
鬼は牛と同じで角があって、
虎のパンツ履いているって、
そういうことだったのかと納得しました。
鬼門(きもん)が丑寅(うしとら)だからかぁ。。。
桃太郎の「桃」もこの方角にあてがわれた果物でした。
きび団子の「きび」も「黍(きび)」のことでして、
この方位を表す穀物でした。
桃は中国では「長寿のミラクル若返りフルーツ」だそうです。
月うさぎが不老長寿の漢方薬を月で造っているという、
以前ご紹介した月うさぎ伝説のひとつを思い起こさせます。
桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんから、
普通に生まれたのが桃太郎だという説もありますからね。
なぜここで「鵜(う)」?
以前、わたしが雲丹枕さんの「ウミウ」の写真で舞い上がり、
「翼竜」みたいだと興奮していたことがありました。
興奮のあまりこんなものまで作ってしまい…⬇️
雲丹枕さんの品格を崩壊させてしまいかねない、
危険な行動に走ってしまったことを深く反省しております。
申し訳ございませんでした。
(…って、また載せてるし…絶対反省してねーし…このうさぎ風味の人)
実は、この鵜(う)さん、
歴史に名を残す伝説の凄いお方だったのです。
(凄いのはわたしのイラストの鵜さんではなく写真の鵜さんです)
桃太郎のモデルとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)が、
鬼である温羅(おんら)を倒すときの物語で登場します。
温羅が「鯉(こい)」に変身して逃げたところを、
吉備津彦命が「鵜(う)」に変身してとらえたそうです。
ウミウさんは鵜飼(うかい)として有名ですが、
鯉に変身した鬼を、鵜に変身した桃太郎が丸呑みって…
なんか衝撃的でしたね。
参りました。
さすがに妄想癖のあるわたしでも、
そこまでの発想はできそうにありません。
恐るべし。
妄想のグレードが違いますね。
「気がちるつながり」の妄想フェチご先祖さまを前に、
己の未熟さを痛感いたしました。
わたしなんぞ、まだまだひよっこです。
しっかり精進いたします。
おまけのベーグル失敗作
どうでもいいことほど、
ものすごい集中力を発揮するものです。
(わたしだけか…)
うっかりパンの2次発酵中だったのを忘れ、
生まれて初めて過発酵で大失敗!
生地がダレて形もめちゃくちゃに…。
あ〜せっかくの国産小麦ベーグルが、
みるも無惨な出来栄えに…まいっか。
でもモチモチで美味しいですよ!
いただきます〜!!
最後まで読んで頂きありがとうございました。