みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

カササギからのメッセージ

こんにちは。mimikobitoです。

太陽の位置が秋モードに変わると、

部屋に差し込む光も増えてきました。

長雨で湿気の多い夏でしたから、

全室窓全開で太陽の光と爽やかな秋風を通しています。

もはや家という概念を超えた小屋に近い、

一日中吹きっさらしの外状態です。

恐怖の鳥?海外ニュースより

「月とうさぎ」の研究を経て、

現在のわたしのテーマは「太陽と鳥」です。

今後小説を書くための環境準備も含め、

プライベートの問題の処理などに追われ、

頭の中が引っ越し準備中の室内状態でした。

スローダウンして再び鳥のことを考えていると、

YouTubeでこんなニュース動画を見つけました。


www.youtube.com

この鳥は、オーストラリア固有の鳥で、

「マグパイ」という名前です。

日本名は「カササギフエガラス」といいます。

上記の動画では人間の被害者が続出し、

襲われたために起こった二次的な事故で死者までも…。

被害者の視点からすると大変悲しい出来事であり、

「恐怖の鳥」などと呼ばれてしまったのですね。

繁殖期で気が立っている時期以外、

普段はなんの害もないおとなしい鳥だそうです。

カササギフエガラスは非常に賢いといわれています。

カラスはみんな賢いですもんね。

ズル賢いというレッテルを貼られがちです。

都会の街中でゴミを荒らす困った奴らみたいに思われます。

そもそも自然を壊した人間の側に問題があるんですけどね。

次の動画は、カササギフエガラスの賢さと優しさを描いた映画、

実話を元にした「ペンギン・ブルーム」という作品です。

「ペンギン」とありますが、

カササギフエガラスの色が、白と黒のペンギンに似ていることから、

その題名がついたそうです。(ペンギンは出てきません!)

 


www.youtube.com

鳥たちは人間と友達なのです。

本当は襲ったりしたくないはずです。

人間よりもはるかに進化した「翼」を持ち、

機械とエネルギーに依存して空を飛ぶ人間たちを、

やれやれ…という思いで眺めているかもしれません。

あらゆる局地的災害や事故においては、

野生の本能と翼をもつ鳥たちが、

誰より生存率が高いかもしれません。

日本で「カササギ」といえば

みなさん小説はお好きですか?

読者中毒の頃は広く浅くでしたから、

特定の作家さんにこだわってはいませんでした。

村上春樹さんの作品を読んだ時期もあります。

思い出しました。カササギといえば、、、

村上春樹さんの長編小説。

1994年初版の『ねじまき鳥クロニクル

第1部「泥棒かささぎ編」

どこかで聞いたなと思ったらこれでした。

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村上さんの小説の題名以前に、

カササギには大変有名な伝説がありました。

今年はシーズンを過ぎてしまいましたが、

毎年やってくるコレです⬇️

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七夕です。

古来中国の伝説がベースですが、

日本ではすっかり季節のイベント風になりました。

もともと新婚夫婦だった織姫と彦星が、

結婚したらラブラブすぎて仕事をサボって神様に怒られ、

強制的に別居させられたというお話ですよね。

あまりに嘆くから気の毒に思った神様が、

年に一度だけ会えるようにしたというおとぎ話でした。

二人を隔てる天の川にカササギが集まってきて、

翼を広げて橋を作ってくれるんだそうです。

いや〜いいですね〜。ラブラブですね〜!

久々に乙女に戻ってトキメキました。

天の川にカササギ橋。

運命のツインソウルとカササギ橋で感動の再会!

キャー!わたしも渡ってみたいです。

わたしの場合、

三途の川かもしれませんね。

三途の川にウミウの橋…。

(イラストを描きたくてウズウズしています…)

(今日は時間がないので我慢します…)

(忘れた頃に発表します…)

ミウ橋を渡り退治した鬼と宿命の再会とか。

ぜったい嫌です。

 

mimikobito.hatenablog.com

 

ミウと鬼については桃太郎伝説の謎で出てきます)

姫と星じゃなくて、

桃太郎伝説姫と吉備津命(きびつひこのみこと)?

だったらホラーですね。

飛び交っているのがハゲワシだったりとか…。

ちょっと可愛げのない方向へ進んでいますが、

今すごいヒラメキました。

カササギが頭頂部を狙って突きにくる理由が、

脳の松果体を狙ってたりすると怖くないですか?

実際オーストラリアで被害にあった方々は、

急降下して頭頂部を突かれたり、

目を突かれそうになったと言いますから。

松果体もメタファーでいう第3の目ですよね。

おやおや!?

またまた過去の研究とつながりましたね。

ひとり good job👍自画自賛

 

実はこれに近いストーリーが、

わたしが昔書いて捨てた、

小説の中に出てくるんですよ。

思わぬシンクロにちょっとゾッとしたんですが、

カササギじゃなくてカラスが、

ある陰湿なストーカー男を襲撃して目を…

…というシーンを入れていたのです。

なぜこんな描写を入れなければならないのか?

書きながら自分でも不愉快でウンザリしたのですが、

どうしてもしつこく出てくるので入れました。

日本のカササギは九州の佐賀県にしかいないそうです。

(県の鳥としてシンボルにもなっています)

同じカラスの仲間でもレアモノですし、

そんなことまでわたしは知りませんから、

散歩コースでよくご一緒したカラスさんに、

たまたま小説で登場してもらったのでした。

鳥が頭頂部や目を突くという嫌な描写を、

数年後に現実化してニュースで見ることになるとは、

夢にも思いませんでした。

被害に遭われた方やお亡くなりになった方が、

お気の毒でなりません。

カササギの事件だけでなく、

国内ニュースで鳥に関していうと、

ムクドリの大量発生が問題になっています。

こちらもまた興味深いニュースでした。

自然界とのバランスを欠いた社会のあり方を、

鳥たちから厳しくジャッジされている気もします。

カササギからのメッセージ。

三途の川じゃなく…天の川に想いを馳せ、

秋の澄んだ星空を見上げながら、

そろそろ本気で考えなくてはなりませんね。

 

村上春樹さんに戻ります。

小説「ねじまき鳥クロニクル」の内容には触れません。

その他全作品のストーリーが頭の中でミックスされてしまい、

共通の断片しか記憶に残っていないので。

ただ、わたしにとっては、

村上さんが1994年以前から、

鳥という生き物に注目していたことが興味深いだけです。

鳥さんへの興味がさらに倍増しました。

勝手に自己満足の興味が膨らんだところで、

癒しのオマケ動画でしめたいと思います。

おわりに・オマケ動画

YouTubeで有名な「あにまるず」さんの動画です。

怪我を負って自然界では生き残れないカラスの赤ちゃんを、

保護され看病し、育てている動画です。

カラスのささみちゃん「さーちゃん」の記録。

カラスがこんなにも賢く可愛いとは驚愕でした!


www.youtube.com

カラスが可愛くなっただけじゃなくて、

最近は虫が怖くなくなりました。

雲丹枕さんのブログで、

毎日虫のアップ写真を見ているうちに、

可愛いと思えるようになったのです。

風呂場で蜘蛛やバッタと出くわしても、

以前なら外に追い出してからじゃないと入れなかったのに、

今では混浴もオッケーになりました。

「危ないからちょっと向こう行っとき」とか、

蜘蛛に向かって普通にしゃべる自分が怖いです。

最近の雲丹枕さんのブログでは「flickr」という、

詳細をもっと詳しく拡大したりできる機能を搭載されていて、

ハエのつぶらな瞳が可愛いと思えたりします。

自分としてはごく普通の感覚で、

天ぷらそばの写真もflickrしてみましたが、

自分でもいったい何を詳しく見たかったのか、

未だわかりません(笑)

今朝は、ハンバーグにflickrして、

早朝からニンニクの芽を拡大して見ていました。

変態ですね。

個人的にちょっとしたブームで楽しいです。

いろんなブログと共に暮らすっていいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。