みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

ムクドリの会話に乱入してモノマネをする秋のひととき(妄想劇場のオマケ付)

こんにちは。mimikobitoです。

セミたちが完全に姿を消し、

庭の赤い実が少しづつ色づいてきました。

日中は南向きの室内温度が30℃越えするほど暑いです。

太陽の位置が下がるので陽が差し込むぶん、

完全な秋の涼しさへ到達するまでの、

階段の踊り場みたいな時間が流れます。

はじめに

素人ゆえの無知で未熟な世界観に過ぎませんが、

活字中心で長めの記事を書いた後は、

なんとなく脳の違う部分を使いたくなりますね。

例えば日常的に写真や絵画を視覚で味わうこと。

これはもう定番で離れられないでしょうね。

安定の共存関係という感じです。

わたしにも「ただ美しい」と感じるだけの時間が必要です。

しかし、残酷にもその時間は瞬間です。

次の瞬間には妄想癖がむくむく湧いてしまい、

せっかくのアートを、

「え?…そこ?」みたいな方向へ

かっさらってしまいがちです。

みなさんの大切な作品が発するエネルギーを、

芸術的にうっとりロマンチックに…、

たまには静かに…陶酔…しましょうよ💢

ってか…どうして普通に感動して終われないんでしょうか?

(みなさんの心の声を代弁しました)

インスピレーションを小脇に抱え、

脱兎のように逃げ去る自分が、

恥ずかしくてたまらないのですが、

どうしてもやめられません。

本能でしょうか?

ちょっとの間ぐらい地に足つけて…。

わたしはもしかしたら……、

爆睡していて火山噴火にも気づかず、

眠ったまま化石になって中国で発見された、

恐竜メイ・ロンの、

子孫なのではないでしょうか?

あの化石になったのはわたしの兄で、

噴火直前に目覚めて飛び立った弟がわたし?

即興翼竜妄想劇場

「兄ちゃん、起きて!」

「なんか山のてっぺんから火が見えるよ」

兄はピクリともしない。

いつものように満腹で幸せな時の顔のまま眠っている。

わたしの羽根に火の粉がふた粒ほど飛んできた。

とっさに羽ばたいたため熱くはなかったが、

これがただごとではないということだけはわかった。

「空から粉みたいなのがいっぱい降ってきたし」

「マジでヤバイって!」

「なんかドロっと赤いの噴き出してきたし」

「兄ちゃん、起きてよ兄ちゃん!」

わたしは大声をはりあげて、眠ったままの兄を

クチバシで何度も突っついた。

兄は丸くなったまま微動だにしない。

兄のすぐそばまで真っ赤なドロドロしたものが来ていた。

「兄ちゃーん!」

タイミングよく大量の火山灰が兄の体を包むようにかぶさった。

と、同時にわたしは兄の元から飛び立った。

無我夢中だった。息ができない…。

大型恐竜たちも、たまに遊んでいた木登りの上手い小さな友達も、

誰もいなかった。息が…もう…。

あたりはオレンジ色と真っ赤なドロドロと、真っ黒な煙だけだった。

朦朧としながら、わたしはがむしゃらに羽根を羽ばたかせて、

飛んだ…「え?」

わたしは…飛んでいた。

飛べないはずの翼で、わたしは飛んでいた。

そもそもメイ・ロンは飛べない鳥だった。

わたしはその後知ることになる。

恐竜絶滅の危機にたったひとり、

幸運か不運か生き残ってしまったことと、

「飛べる鳥」へと進化してしまったことを。

(兄はその遥かのち、眠る化石メイ・ロンとして発掘されることになる)

まだ誰か生きているかもしれない。

探さなくちゃ……。兄ちゃん…。ボク…。

まだ暖かい岩にもたれてわたしは目を閉じた。

羽根の付け根がひどく痛んでだるかった。

クチバシ先には兄のふにゃっとした体の感覚が残っている。

自分が怪我をしているのかどうかもわからない。

とにかくとてつもない体力を消耗していた。

わたしは眠りたかった。そして意識を失った。

 

ハッ!すみません、迷走暴走してました。

脱線しましたが、要するにわたしは、

自分の先祖が鳥だったんじゃないかと、

疑いを持ってしまったわけですね。

落ち着きがなく地に足がつかないことや、

飛べないけど飛び跳ねるうさぎ風味なところとか!

(…こんだけ引っ張って出した結論そこですか…)

ムクドリたちとモノマネごっこ

庭のムクドリと遊ぶ

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秋の行楽は庭で済ませるわたしですが、

どこからともなく今年もムクドリが集まってきます。

ピイちゃんの仲間でしょうか?

ピイちゃんは今年の正月早々、

うちの庭で静かに息を引き取っていたムクドリです。

庭の片隅に埋葬したので仲間が来てくれたんでしょうね。

ムクドリたちはうるさいとよく言われます。

ギャーギャーとか表現されているものも多く、

わたしにもギィーギィーと聞こえることが多かったです。

村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」に出てくる、

ネジを巻く音を出す鳥は、ムクドリかなと思いました。

はっきり鳥の種類に言及してなかったので自由に発想できます。

ムクドリの鳴き声をよく聞いていると、

いろんなリズムで、抑揚もバリエーション豊富なんですよね。

鳥たちは鳴くのではなく歌うといいますから。

わたし、歌マネ得意なんですよね。

聴覚過敏のせいもあってか?

音の模倣が得意なんです。

まだかろうじて若さという点で可愛かった20代の頃から、

笑いを取るため完全なるオッサンになりきり、

松崎しげるの「愛のメモリー」を熱唱できたのは、

この模倣という特性によるものでした。

以前ちらり触れましたが、モノマネ…つまり、

模倣が得意な方々、おられましたよね。

鳥さんたちです!

モノマネ好きのわたしが、

モノマネの先輩である鳥さんのモノマネをするという、

異様な光景がここ数日続いています。

木にとまっているムクドリからさりげなく見える位置で

洗濯を干したりしながら、鳴き声を拾います。

そして間合いを見ながらリズムを感じとって真似てみる。

慣れてきたら、つがい同士の掛け合いの如く、

ジャズのアルトサックスのソロアドリブっぽいノリで、

鳥たちの歌にあつかましく乱入するのです。

たまにキョロキョロしたり、

「え?」みたいに一瞬固まる鳥もいて楽しいですよ。

「なんか変なの混じってる感」

皇帝ペンギンの高度な鳴き声

南極の皇帝ペンギンの鳴き声は何度聞いても、

人間の耳では全員同じに聞こえます。

顔形がまったく同じペンギンで、もみくちゃのコロニー(巣)。

ペアや親子は互いの声を聞き分けて判別しますが、

よくよく考えたら非常に高度な、

進化したコミュニケーションシステムだと思いませんか?

暗号化されているんですよ!

言葉そのものに最初からセキュリティーがかかっている。

テレパシーの一歩手前ってやつでしょうか?

イルカたちのソナーよりも言語に近い。

皇帝ペンギンの声は、

わたしにはソルフェジオ音階のように聞こえます。

「ソルフェジオ」という周波数があるのですが、

最近、癒し系のヒーリング音楽によく使われていますね。

日本の第一線医学界ではスルーされたままの、

だいぶ昔にできていたドイツの波動医学にも精通するものです。

(また別の機会があれば取り上げます)

頑張ったらひょっとしてできるかも?

わたしの好奇心をそそるご馳走ではありませんか!

オスとメスの鳴き声の違いに関しては、

何度かトライしてなんとなく違いがわかりました。

皇帝ペンギンのオスとメスの鳴き声を聞き分けることで、

いったい人生のどこで役立ったかと聞かれると、

涙目で歯を食いしばってうつむき、

無言で立ち去るしかありません。

でも、わたしはこれで楽しいからいいんです(笑)

ハミングバード」と懐かしい「bird」の歌

ハチドリのことも温存中でしたが、

だんだん存在が濃くなって参りました。

ハチドリは、英国名で「ハミングバード humming bird」

鳥類のなかで最も体が小さいグループです。

世界最小のマメハチドリは、体長6cm、体重2g弱。

ちっちゃ!親近感湧きます!

虫のように花の蜜を吸って栄養を取るのですが、

どんなに小さいといっても、虫よりはうんと重いです。

花の蜜を吸う唯一の方法が「ホバリング

そのために必要なエネルギー代謝ってのがすごい!

心拍数が毎分1260回という元ナースのわたしも仰天の数値!

我々の心拍数は毎分60から80回ぐらいが平均的ですからね。

不可能と分かっていても抑えがたい衝動が…。

もしもの非常時用に買っておいた、

リットマンの聴診器をおもむろに耳に突っ込み、

一度でいいからちょっとだけ聴かせて〜と、

ハチドリを追い回す自分の姿を想像してしまいます。

どう頑張っても絶対聞き取れませんけど…その速さ。

※ 引退後も災害時などのために、

電力不要の手動の原始的な携帯用血圧計と聴診器、

パルスオキシメーターとペンライト(瞳孔をみる)完備の、

やるときはやる(かもしれない)わたしでした。

他にも凄まじい代謝の仕組みが隠された、

神秘の肉体を持つハチドリさん。

(ここでは紹介しきれないので別で特集組みます)

では、わたしのお気に入りだった曲をここでご紹介します⬇️


www.youtube.com

太陽と鳥の関係(予告)

ここでこの曲を取り上げたのは、

アーティストの「bird」さん

鳥つながりというだけではありません。

この「souls」という曲は1999年の懐かしい曲です。

MISIAさん、宇多田ヒカルさんも同じ時期だと思いますが、

カラオケの選曲ネタてんこ盛り時代でした。

彼女の声質が気に入ってカラオケで歌っていました。

「太陽」というキーワードで自分の記憶に残っていたのですが、

題名とは違う…そこで歌詞の詳細が気になり調べました。

太陽は夕陽のヴェールに

一度だけ瞬間だけ包み込まれてく…♪

まず出だしが「太陽」なんですが、

途中で気になる歌詞が…。

おわりに

次回は、ここでの気づきから到達した、

「太陽と鳥の関係」について考察したいと思います。

太陽神話や、どーでもいい個人的日常のエピソードなど、

きっと闇鍋状態の変なものが出来上がると思います!

では、今日はこれまで!

最後まで読んで頂きありがとうございました。