みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

通信が不安定になって気づいた大切なこと(真面目な話なのにふざけた新作イラスト付)

こんにちは。mimikobitoです。

はじめに

昨日は地震の余波で磁場が不安定なせいか、

鳥と同じでソワソワと落ち着かなくて、

少し元気がなかったわたしです。

我が家の通信状態も一昨日ほどのトラブルはなく、

関東方面の方々の安否が確認できるコメントも頂き、

ほっとしました。ありがとうございました。

災害のたび考える「生きること」

夕刻には元気になっていましたが、

この機会にブログのことをいったん忘れようと思い、

なるべく頭を空にするようにしました。

こまめに頭を整理しないと、

エネルギーが的外れな部分に漏れやすいのです。

本当に守りたいものはなに?

イメージでフルフェイスのメットを脱ぐように頭部を取り外し、

首から下だけの自分と共に胸と腹の底を探ります。

「ハートと丹田(たんでん)とナイショ話」みたいな。

女性らしく情熱的感情的になりきれず、

そこが欠損というか不完全さ満載の自分なのですが、

男っぽい理論的な部分でベクトルを外し暴走しやすいタイプです。

気が散るわりにいったんカチッとハマると夢中になり、

ひとり遊びの世界にどんどん没頭してのめり込みます。

幸い飽きっぽいので崩壊するまでには至りません。

本当に守りたいものと、

自分を追い詰めるだけの余分な抱えこみとの区別を、

自分と相談しながらふるいにかけていきます。

何度やっても荷物はすぐ増えます(笑)

ブログのおかげで外界の他者とのやりとりが発生し、

ひとり作業の迷子になる前にちゃんと戻ってこれます。

これは本当にありがたいです。

引きこもっていても、

我にかえったら瞬時に世界とつながる。

自分の分析は苦しいけれど面白いです。

醜い自分が出てきても最近動揺しなくなりました。

わたしは、どちらかというと普段冷めているほうです。

いったん懐けば、面白い事を探してまとわりつき、

くだらないことをわざわざ教えにくる面倒臭いやつで、

かなりウザイこともありますが、長くは続きません。

自分ひとりの時間が何よりも大切で必要だからです。

ひょうひょうとして可愛気もありません。

感情のない家庭と機械まみれの医療現場にいた名残りですね。

こんな時期もありました。

驚けなくなる病。

過去の痴漢被害2件

18歳ぐらいの頃、43号線にかかる横断陸橋のど真ん中で、

全裸にロングコートを羽織ったおじさんに出くわしましたが、

誇らしく翼を広げるおじさんの全裸を真顔で見つめ、

無表情でため息ひとつ吐いて立ち尽くす可愛くない子でした。

当時は睡眠時間3時間ほどの病院実習中で、

疲労もピークに達した抜け殻状態の通学途中だったのです。

解剖学の模型ぐらいにしか見えなかったおじさんが、

今となってはちょっと可哀想だったかなと反省しています。

相手が悪すぎましたね。

また同じ頃、小さな小窓を開けたまま入浴中ふと顔を上げると、

風呂の小窓枠いっぱいに、

隣のおじさんの顔がハマっていました

さすがにショックは大きかったのですが、

おじさんのかけていた黄色い縁取りの水中眼鏡に、

目が釘付けになる余裕がありました。

キャーの声を出すこともなく、

ベランダ伝いにいそいそ撤収するおじさんを静かに見送りました。

水をかけられる覚悟のもとで用意周到に挑んだんですね。

20才前の女の子3人のアパート暮らしでしたから、

パンツ泥棒も2回ほどやられました。

隣のベランダから棒が伸びてきます。

パンツを引っ掛けて取られます。

しばらくしたら物干しの上に返却されています。

返すんかいっ💢

「も〜あげるから💢中途半端に返すとかマジやめて!」

パンツの持ち主は激怒してました。

犯行の一部始終を目撃したのは一度だけですが、

今のようにスマホですぐ撮影とかできなかった時代。

思えば、国道43号線沿いで結構車線も多いため、

相当数の車が常に行き来していたはずです。

夜でも明るいし、信号待ちの車や歩く人から丸見えの立地。

道側からおじさんの果敢な姿を見れたとしたら…、

さぞかし面白かっただろうにと…残念です。

???

なぜ、わたしは35年前の

隣のおじさんの話をしているんでしょうか?

昨日ほとんど書いてないせいか変な文章が半自動的に出てきます。

真面目に「生きること」を考えていたはずなのにすみません。

戻ります。

通信障害で初めて感じたこと

昨日久々にハッとしました。

わたしの被災経験は携帯電話がなかった頃のこと。

通信機器への依存が少なく不便な時代でした。

その後も群れて遊ぶのが好きではないため、

SNSどころかメールさえもしなかった時期が長いです。

自分含め友人はみな、独自に自分の世界を持つ人ばかりでした。

放置しても各自勝手に好きなことをやって生きていられます。

疎遠になっても不安にならないのが不思議なんですが、

互いに束縛し合うのが嫌いなタイプばかりだったので、

希薄な友情にみえながらも妙な信頼関係というか、

根拠のない安心感みたいな空気感で生きてきました。

かつてのバイク仲間が特にそうでした。

走っているときは常にひとりの時間が確保できるから、

停車中だけ適当に戯れて互いに疲れることがない。

あれってホントいい距離感でしたね。

本当につながれる相手なら何もしなくても

嫌でも出会うようになっている。

「無理やり設定した縁はしょせん長続きしない…?」

しかし、この固定観念は見直して軌道修正しました。

未知の世界との外交努力をスタートさせたのです。

オンライン上で日常的に複数の方と交流するのは、

このブログが生まれて初めてです。

今どき ハァ〜?… ですけど本当です。

一昨日、通信が不安定になってわかりました。

これが通信が途切れたら…、

ブログで出逢ったみんなを失ってしまう。

失うことには慣れています。

それなのに一瞬怖くなって狼狽しました。

自分もすっかり依存したんだなと思いました(笑)

最初から仲間がいなければ失う恐怖もなかったのに…。

そう思ったと同時に、自分が変われた気がしました。

失うことを受け入れて初めて出逢うんだろうなと。

死を受け入れて初めて生が産まれるのと同じで。

感情も言葉も放棄して失うものなんか何もない、

ある意味平穏なうつ状態の頃からすると、

ずいぶん変化して元気になってきたなと思いました。

ブログがなくなったらどうしよう。

久々に何かが「ないと困る」という、

感情が取り戻せた気がします。

執着や野心を捨てろといっても強弱の問題ですね。

全ての欲望を失ったらうつの時と同じ、

敵も味方もいない一人ぼっちの宇宙です。

今でも衝動的にそっちに行きたくなります。

もう全部チャラにしたくなります。

南極のブリザードに巻き込まれて、

生き延びられなかった皇帝ペンギンのヒナと一緒に、

雪と氷に埋もれて眠ってしまいたくなります。

そんな気持ちで生きている方も、

大勢いらっしゃるでしょう。

それでも陽はまた登る。

今日も陽は昇った。

わたしも生きている。

通信も生きている。

よかった…また今日も書ける。

それが執着に育たない自己流の新しい使い道を、

常に追求し続けていこうと、あらためて思いました。

おわりに(おまけ)

不発不完全燃焼分の新作イラスト公開

どうせ今日は今日で何か閃くだろうし、

昨日のうちに忘れてしまいたかったんですが、

個人的にツボすぎて、やはり無理でした。

www.toriburo.jp

このマガモ氏の両脚が…

もしも全部見えてしまっていたら…。

わたしは、溢れるイメージをどうしても抑えきれませんでした。

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www.youtube.com

 

「スケキヨマスク」は見ただけです。購入はしておりません。

地震被害で悲しいのと、

通信不安定なことで気分が沈んでいましたが、

同じ沈むなら明るくホラーに沈んでみようと気を取り直し、

真面目な記事を一瞬にして台無しにしてしまうことになりました。

世代によっては古すぎて理解不能ですし、

たぶん笑えるの自分だけかもしれませんが、

こうして「変な思い付き自己ベスト」みたいなネタが、

自分の内部にどんどん溜まっていくんです。ホラー。

極力タイムリーに出しているつもりですが、

出し損ねたものは時々出してやらないと、

怨念みたいにしつこく胸の内でくすぶって辛いんです。

笑いネタの抱え込み押さえ込みは身体に悪いですね。

毎回お付き合いいただいて申し訳ありません。

笑ネタは不謹慎かと思ったのですが、

少しは元気出そうと思って今日は書きました。

まだ災害への心構えは気を抜けないものの、

少しだけ笑える余裕ができた時は、

リラックスもしながら乗り越えましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。