みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

パルプフィクション的カオス雑談カフェ(話題バラバラおしゃべりの日)

こんにちは。mimikobitoです。

正月休みのように心晴れやかな朝でした。

11月1日、昨日の記事で、

わたしが1日生まれであると騒いだら、

早速コメント欄にお二方の1日生まれ仲間が、

声をあげてくださいました!

わたしを含めると3人の1日生まれ集結。

この一般受けしないマニアック闇鍋ブログで、

極小の点のようなブログの場においてですよ

なんなんでしょう…この意味不明な一体感。

喫煙者同士やバイク乗り同士なんかの間で、

不意に感じた微妙なわけわからん親近感に似た、

大変嬉しいひとときを味わわせて頂きました。

コメント嬉しかったです。

ありがとうございました。

はじめに

応接間の巨大なカーテンを開けに行くと、

窓に一番近い位置に植えてある花に、

なんとなく目がいきました。

そこにはホバリングしながら、

蜜を吸っている小さな生き物が…。

うぉ〜ハチドリきたか〜!

残念ながら証拠写真を撮る暇はありませんでした。

束の間の「夢とロマンと勘違い」はググるまで限定。

ハチドリは日本にいません。

いくつか文献を探してみましたが、

蛾の一種みたいな生き物かもしれないです。

わたしの場合、気分の良すぎる日というのは、

「目に入るもの全てが勘違い」

ぐらいに思った方が良さそうです。

パルプフィクション」みたいなこの頃

パルプフィクション」という言葉は、

クエンティン・タランティーノ監督の、

時系列を無視した断片がカオスっぽく描かれた、

当時は新鮮だった映画の題名から来る表現です。

わたしは最近いろんな過去の友人エピソードを、

記憶から抜き出していました。

出るわ出るわ…支離滅裂な断片だらけ。

わたしのカオス的気質上、

腰を据えて長年かけてコツコツと、

真っ当な既存の小説にきっちり仕上げることが、

どう頑張って無理しても明らかに向いていないと、

最近改めて感じるようになりました。

わたしに残された時間はあまりにも短すぎます。

他にも山のような人生の最終処理が残っています。

この際もう焦らず嘆かず居直って、

常識的な完成形にならなくてもいいから、

出たきたものを片っ端からブログ上で出していく。

引き続き今月もそんな感じにしていこうと思います。

どうせまた気が変わるでしょうけど、

今のところはそういう感じです。

型にはめて伸びる人と潰れる人がいます。

わたしは潰れるタイプです。

きちんとした新時代の完成形は、

ちゃんと次世代が出して成功するから大丈夫。

今までの人生と同じように頑張ろうとすると、

抜けた闇にもう一度入ってしまいますので。

自分をいじめるのはもうやめました。

今、この年齢で空回りして疲弊しきったら、

今後の世界で生き残ってしまった場合、

次世代の足手まといになってしまう。

どんなに渇望したところで、

隕石はわたしだけめがけて落ちてはくれません。

「家をたたむ」という大仕事

わたしの家系は、父親の代が終わったら

わたしで終止符を打つことになります。

代々続いてきた「家をたたむ」のです。

これはある意味自分が望んでいたことです。

今度こそ本当にひとりぼっちになります。

兄弟姉妹は束縛し合う対象だと考えていません。

可愛い甥や姪に面倒かけるわけにはいかないのです。

気性が合わないとはいえ物質的恩恵を受けていた父親や、

実家という居場所に結局どこかで甘えていた自分も、

本当の意味での自立をしなければならない時が迫っている。

厳しい状況に立ち向かわなければなりません。

家をたたみ土地への執着を捨てるという大仕事。

その余力を残しておきたいのです。

向いていなかった看護学校教員職

ある断片がひょっこり出てきたので、

今日のうちに出しておきます。

看護学校教員をしていたある日のことです。

わたしは割り当てられた授業1コマぶんを、

自分が感動した映画の話で使い果たしました。

学生に呆れられソフトにたしなめられると、

テストぐらい教科書読んで各自でなんとかしろと、

笑顔で居直る悪質極まりない産休代理臨時教員でした。

(今のご時世だったら即クビでしょうね…)

「告発」は1995年公開の映画です。

主演は、ケヴィン・ベーコンクリスチャン・スレーターほか。

舞台は米国サンフランシスコのアルカトラズ島。

1963年までの29年間連邦刑務所として使用された、

アルカトラズ刑務所での実話であり、

人権をテーマにした重い映画でした

人命を背負って働く者として、

人権について考えさせたれた当時若干29歳の未熟なわたしは、

どうしようもなく湧き上がる何かを熱弁したかったのでしょう。

それにしても1コマ90分全部使うのはやりすぎですが…(笑)


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この映画がドストライクだった学生が一人いて、

数日後、彼女は目をキラキラさせて職員室に来ました。

どちらかというと真面目で目立たない子でした。

いつでもどこでもどんな場合でも、

一人ぐらいはツボのヒットする人間がいるものです。

「先生、ハイこれ…好きなんでしょ?」

彼女は抱えていた教科書やファイルの間から、

A4サイズぐらいの紙を一枚出して、

誇らしげにわたしのデスクに置きました。

クリスチャン・スレーターのアップが写っている、

スクリーンかロードショーあたりの雑誌の切り抜き。

「わたし、あれからすぐ映画観ましたよ」

「先生の言いたいこと…わたしにはわかる気がします」

そんな感じの意味深なセリフを聞いた気がします。

実際にされたわけではないのですが、

ウインクするような表情でそう言い残し、

彼女は足早に去っていきました(笑)

今でもその学生の顔と名前は覚えています。

すっかりベテランナースになっているでしょうね。

歳の離れた妹みたいに可愛かった子達。

これもまた懐かしい思い出です。

任期が終わって退職するとき、

学生たちはこぞって言いました。

「やっぱり先生は先生じゃないから現場に戻るほうがいいよ」

褒められてるのか落とされてるのか微妙でしたが(笑)

関わった2クラスの学生たちから、

結構本音直球で書かれた似顔絵付きの寄せ書きをもらい、

最後は号泣させられたわたしです。

(当時はお別れといえば花束と寄せ書き色紙。レトロですね)

振り返ると本当に、

数えきれない出会いと別れを体験していました。

恐ろしく早いペースで繰り広げられていくと、

簡素で浅く愛のない薄っぺらな人間関係しか、

創れないのではないかと自己嫌悪に陥りました。

自分で自分を軽く冷たい人間に見立てて。

最近はそうでもないと思えるようになりました。

永久に一緒にいられないからこそ、

向き合う瞬間は全力だったような気がします。

千利休でしたか?

一期一会。

もう二度と会えないつもりで

お茶を振る舞うのだと、

何かの本で読んだ記憶があります。

それに近い感覚かもしれないですね。

ついでに昔好きだった俳優さんのこと

そんなつもりもないのに出てきた、

クリスチャン・スレーター氏ですが、

万人受けする典型的美男子ではなく、

ちょっと癖のあるクレイジーな印象でした。

実生活でもちょっとやらかして、

捕まったりする困ったちゃんでしたが、

俳優としての彼はわけもなく好きでしたね。

この世には溢れるほどのイケメンがいますが、

わたしの中で整いすぎている典型例をあげるなら、

ちょっとおじさんになりかかった時の、

ケヴィン・コスナーだったかもしれません。

東洋人から見るとまるでギリシャ彫刻風味であり、

人間として動いてはならない類のイケメンでした。

あれは個人的に反則だと思う。

あんなのが「ボディーガード」なんてずるい。

ホイットニー・ヒューストンに嫉妬しつつも、

映画「ボディーガード」のサントラは、

ちゃっかり入手して隠し持ち、

歌詞も覚えてこっそり歌っていました(笑)

顔のパーツが完璧に整いすぎているというのは、

本人にとってはもしかすると大変かもしれませんね。

負け惜しみにそう思っておきます。

ちなみにわたしは昔若かりし頃、

現在進行形で付き合っている彼氏の顔のパーツを、

思い出せなくなることがしばしばありました(笑)

要するにあんまり顔見てなかったみたいですね。

だったらケヴィン・コスナーとかお前が言うな…

しかも何行も使ってまで…そう思います自分でも。

おわりに

昨日の記事に力を込めすぎたので、

今日はいつも以上にカオスです(笑)

脳みそパルプフィクション状態です。

パルプフィクション」サントラの一曲目。

もうやけくそ(笑)のオマケです⬇️

(曲だけです。ピー⚠️なセリフなどは入っておりません)


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男友達とは味わい深さを共感できましたが、

当然、女子には不評でしたね。

マニア向けの懐かしシブいやつです。

ちょっと吹っ飛んだぎりぎり感が何気に好きでした。

最後にこれを貼るとは思いもしませんでした(笑)

変態向けのマニアックな締めでごめんなさい。

それはそうと大切なこと…、

昨日紹介させて頂いた友人のブログを、

さっそく訪問してくださったみなさんに、

感謝申し上げます。ありがとうございます!

あとは本人のペース尊重ということで、

気が散るわたしはおとなしくしますね(笑)

最後まで読んで頂きありがとうございました。