みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

ニット帽で小僧に戻るわたしが「寂しくなりがちな冬の過ごし方」を真面目に語る。

こんにちは。mimikobitoです。

はじめに

昨日から断続的に突風が吹き荒れ、

我が実家の木造ボロ屋は揺れまくり。

いろいろあって昨日はお休みをしました。

最新イラストに注いだエネルギーを充電させて頂き、

考えなくてはならないリアルな日常を処理する日でした。

気温の急降下でぼちぼち山が紅葉し始め、

クサガメのきっちゃんは爆睡しています。

きっちゃんの小屋脇のキンモクセイの花も、

強風で完全に吹っ飛んで素っ裸になりました。

あのおぞましい酷暑に比べれば、

氷点下日の少ないこの地域の冬などパラダイス。

さほど苦痛ではないのですが、冷えは女性の大敵!

今年も「もふもふあったかグッズ」を駆使して、

春まで生き延びられるよう頑張ります。

ほぼ万年ショートかベリーショートの私にとって、

真冬は一般的なおじさま方と同条件であり、

耳や襟足がやられてしまいますからね。

かぶりものは必須でございます。

冬のニット帽は小僧感倍増アイテム

わたしの小僧体型

わたしは身体の骨組み自体がちっちゃくできています。

昔、病院の職員検診で、

胸部レントゲン写真を撮ったときのこと。

内輪のデーターなので、控室のシャーカステン

(レントゲンフィルムを差し込んで電気をつける専用のボード)

スタッフの写真を並べ、

医師が仕事の合間にチェックしてました。

「あれ?…これ小児科の分混じってないか?」

「せいぜい、いってて中学一年ぐらいちゃう?」

そうつぶやく新人研修医の前にかかっていたのは、

紛れもなくわたしの華奢で貧相な肋骨の写真。

速攻助走つけて膝カックンしてやりました。

膝折れする研修医を押しのけ蹴散らし、

いざ自分でじっくり見てみると本当に笑えるぐらい、

人間離れしたイワシみたいな骨でした(笑)

冬のニット帽は定番のお楽しみ小僧アイテム

そんなサイズ感なので、

頭だけ限定で見る美容師さんからは、

頭も顔も小さいとよく言われました。

しかしこれはバランスの問題ですから、

普通に立って動いていると普通の日本人。

欧米の8頭身モデルのような、

体幹と四肢と頭のバランスになるはずがない。

ただし唯一、頭蓋骨の形だけキレイなんだそうです。

母ちゃんは、産むときに途中で息を止めなかったからだと、

誇らしげに根拠もない恩をきせてきましたが…。

そこをキレイにする余裕あったんなら、

鼻でも高くしといてくれよと…残念感が残ります。

わたしは何ごとも遅咲きな、

「思い込み大器晩成型」なので、

最終段階であるガイコツ姿だけは美人かもしれませんね。

終わりよければすべてよし。

頭蓋骨に癖がないおかげで、

ニット帽は比較的よくフィットします。

タートルネックやマフラーやスヌードを、

モコモコにならないよう着用するには、

襟足の髪の毛がどうしても邪魔になります。

あえて冬場は短くするので少年に戻ってしまいます。

シワもたるみも見えない距離で見ると、

小僧風味なニット帽おばさんは永遠の少年です。

ちょっと心寂しくなりがちな冬の過ごし方

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ストーブの上で焼いた芋を片方のポケットに忍ばせて、

もう片方にコーヒーの入った小さな魔法瓶を豪快に突っ込み、

今年もまた、ひとり気ままに近所の公園にでも歩いて行こうかな。

もふもふまんまるの野鳥たちが遊んでくれますからね。

お天気の日は暖かくしてサッサっと歩けば寒くない。

温暖な地域だからでしょうが、冬の方が散歩しやすいです。

自然と一緒に遊ぶのがいちばんカッコつけなくていいし、

お金もかからず時間に縛られず、最高の贅沢かもしれません。

人並みの温かい家庭の団欒がない代わりに、

こうした贅沢をさせて頂けるという感謝を忘れずに。

現時点でわたしが大切にしたいもの

わたしはもう、派手な遊びも高級店でのご馳走も、

新しい高価なドレスや宝石もバッグも…

なんにも要らないのです。

物は今持っている数少ないものを大切に使えば済む。

今はただ、インターネット環境さえあればいい。

これはブログを書く以上譲れませんけどね。

それよりも瞬間という時間をどう刻むかが重要です。

ひとり静かに自分と向き合い自分の声を聴き、

森羅万象との境界線をやんわり外すように過ごす。

空気の振動や太陽の電磁波を肌で感じ、

鳥たちの羽ばたきや抑揚豊かな歌声を聴き、

ただ存在するだけの自分でいる時間を持つこと。

そんな時わたしはあらゆる過去も未来も水に流し、

「今という瞬間」という揺るぎない本質を生きています。

座禅を組んで瞑想までしなくても大丈夫です。

毎晩見る夢の中の光景と同じように、

なんら制限のない世界を再現してみるのです。

夢の力

昔から発明家や作家や哲学者などが、

夢で見たことを素直に受け入れて実践し、

現実世界で結果を出したケースは、

あるあるエピソードですもんね。

わたしの夢は結構はっきりしていて、

覚醒後もしっかり記憶に残っていることがあります。

境界線があやふやなまま起きると、

夢で喋っていたセリフをそのまんま口にしながら、

体を起こす自分がおかしくて笑えます。

夢は侮れません。

自分の本質が隠れているからです。

本当の身ぐるみ剥がされた素っ裸の自分が、

自分の本質を教えてくれるのです。

これは他人にやってもらえない作業です。

天から声が聞こえるとか、

突然何かに憑依されて宇宙と繋がるとか、

特殊な体験をされる方もおられるかもしれませんが、

私たちはそこまで難しい特殊なことをしなくても、

夢の中で未知の世界と対峙しているのです。

誰もがもう一人の自分と毎晩会って過ごしています。

「手をつなぐこと」は意外に深い感覚刺激

久しぶりに古いSF映画の「ET」を思い出しました。

宇宙人と少年が人差し指の先同士くっつけるシーン。

あれって本当に理にかなっているな…と納得したのです。

以前ご紹介した脳の感覚野を表すペンフィールドの脳地図。

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スキンシップの大切さを力説した記事でしたが、

人間の人差し指というのは、

非常に感覚の鋭い部分として科学的に証明されています。

上のイラストでも右側の人差し指は大きく描かれていますね。

大きく描かれてある部分は感覚が強いのです。

少し広げて考えると「手をつなぐ」という行為が、

侮れないということもわかります。

いつまでも手をつないでお散歩している、

高齢のご夫婦が素敵なのは、

円満だから手をつなぐということでもあり、

手をつなぐから円満ということでもあるでしょうね。

どちらにしても素敵なことだと思います。

ですので…普段ひとりの時間なんて無縁だという、

賑やかな家族団欒の中におられるみなさん!

さっそく明日からご夫婦で手をつないで、

冬のお散歩してみてはいかがでしょうか?

恥ずかしがらずに海外のご夫婦みたいに堂々と!

でも実際はご近所の手前恥ずかしいでしょうから(笑)

一瞬でもこそっとでもいいから、たまには。

ETのテレパシーじゃありませんが、

互いに感覚の影響が大きい「手」をつなぐことで、

互いの本質につながる気がしませんか?

これから迎える寒い時期こそ大チャンス!

この原始的なテレパシーオススメです(笑)

おわりに

あ〜休み明けは完璧に支離滅裂でしたね。

毎度申し訳ありません。。。

またうっかり最後まで読んでしまいましたね。

うっかりして頂き本当にありがとうございます。

明日はもう少しマトモなものを書こう…!

毎回そう思うのですが…。

マトモってどういうことなのかが、

毎回わからなくなります(笑)

では、また!

最後まで読んで頂きありがとうございました。