みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

少し早いですが…忘年会にちなんだお酒のお話中心に。

こんにちは。mimikobitoです。

はじめに

今朝は寝坊しました。

昼近くなって庭で洗濯物を干して、

冬眠中のクサガメのきっちゃんの、

小屋の水を足してあげようと覗いたら…

忘年会でハメを外して深夜に帰宅し、

玄関先にうつ伏せで倒れたお父さんみたいな、

虚ろな眼差しのきっちゃんと目が合いました。

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最初に発見した時はウトウトしていて、

虚ろな酔っ払い感があって NICE!だったのですが、

撮影の準備をしている間に目を覚ましていました。

この陸地とは、トンネルで繋がっていて、

普段は井戸水を張った小屋の方で寝ています。

今日も不自然に暖かかったので、

眠れなくなったのかもしれません。

ちなみにきっちゃんは女子です。

飼い主がおじさんのようなおばさん故、

仕方ないですね…。

遠い昔の忘年会

みなさんは毎年忘年会に参加していますか?

働き盛りのみなさんは職場の付き合いもあるでしょう。

私もかつては最高4次会まで…

つまり完徹コースを週3〜4回こなして倒れました(笑)

なぜこのようなことになったかというと、

この最高記録を出した当時のわたしは、

大学病院の集中治療室および救急部にいたからです。

私の現役全盛期の総合病院は、

大半が臓器別に診療科が分かれていました。

(今もそうだと思いますが…本当にキッパリ分断していた感じ)

病棟勤務なら該当は単一または2つ程度です。

循環器内科だけとか、眼科と耳鼻科とか。

集中治療室や救急部は診療科が混在する場なので、

麻酔科を筆頭に主に外科系の科が絡んでいます。

全部のお誘いに乗れば10箇所ほどにもなってしまう。

医局という診療科ごとのグループがあり、

教授を頂点に置いた組織構造があるのです。

ナースにはそうした大規模な派閥はないのですが、

ナースだけの所属病棟単位の忘年会に加えて、

ドクターの組織に付随した付き合いもありました。

強制ではないものの、暗黙の同調圧力というやつですね。

若手の女子たちは、ごっそり駆り出されるのです。

今の風潮ではコンパニオンもどきの扱いなどもってのほか。

許されない女性蔑視と言われそうですね。

今の私なら、もう絶対参加しないし、

先方の立場になればお呼びじゃないお年頃です。

しかし当時はまだ、女性がお酌をさせられる場面も多く、

それを蔑視だという考えすらなかったかもしれません。

共に人命を背負って24時間体制で闘う戦友のように、

常識を超えたチームメンバーとしての友情も、

あるにはあったんですよね。家族愛的な。

良いとも悪いとも断言できない、もう過ぎた時代です。

最近のお酒との付き合い

私はどちらかというとお酒に弱くなかったです。

20代後半の頃、友人と女子二人で、

一晩で日本酒一升瓶一本開けました。

久保田?だったか?忘れましたが、

さっぱりした美味しいお酒だったのついつい…。

千鳥足ながらも歩いて帰り、記憶も飛んでませんから、

さほど弱くはないと思います。

もう何年もアルコールは飲んでませんね。

飲めなくはないけど特別好きでもないし、

なくても困らない存在です。

付き合いだけの宴会とも縁が切れて、

やれやれ…正直ホッとしています。

年に一度ぐらいなら夜景のキレイなBARにでも行き、

口数の少ない心得たバーテンダーさんと良い距離感を保ち、

一人静かに少量だけカクテルを飲むのも良いですね。

これまでの人生で一番よく飲んだのは、

ブランデーベースの「サイドカー」でした。

ウォッカジンベースもよく飲みました。

シンプルにソルテイドッグとか、ジンバックとかも。

同居人だった親友はいつもスプモーニだったな…。

どうでもいいことほどスルッと思い出しますね。

オバサンになると無理?

まだ外でオシャレができるうちに…などと、

思う時期もすっかり通過しております(笑)

逆に今思うのは、そういう類の遊びは年齢を重ねた方が、

妙な誤解をされることもなく気楽に楽しめそうだってこと。

でも本心ではカッコつけるのがもうしんどい。

焚き火や薪ストーブや暖炉なんかの前で、

ブランデーでもちびちび舐めるほうがいいです。

いずれにせよ組織的な忘年会新年会はもう、

過去のものとなりましたとさ。。。

お気をつけて

コロナの感染者が落ち着いている状態で迎える冬。

まだ落ち着いたままとは限りませんが、

このまま鎮静化していれば、

みなさんの我慢の限界もあって、

今年の年末年始は忘年会・新年会を、

パァ〜ッとやりたくなるかもしれません。

それがいけないということではないんですよ。

あくまで、もしかしたらの場合ですが、

我慢を強いられた反動でハメを外す人が増え、

急性アルコール中毒の救急搬送が発生し、

救急外来のスタッフが手を取られることのないよう、

各自気をつけましょうねということです。

まだコロナの影響で、医療機関は通常よりも遥かに、

業務が複雑化して大変な状況のままだということを、

忘れないでおきましょう!ということなんです。

わたしも救急外来スタッフでしたから、

飲み会シーズンに必ずお約束になっていた、

急性アルコール中毒の救急搬送は数多く経験しました。

シーズン特有の事例としては、

正月の「餅で窒息」よりも頻度が高いですからね。

医療現場で頑張ってくれている後輩や同僚のために、

みなさま特にこの冬は気をつけて、

ゆとりのある範囲での飲酒を楽しんでくださいね!

おわりに

まだ師走の宴会シーズンネタは早すぎる話題でしたね。

しかし最近は時間の経過が驚くほど早いので、

あっという間に今年は終わりそうです。

まだまだ不確定要素だらけの政治経済の上に立ち、

何がどう転ぶかわからない日々が当分続きそうです。

だからこそ、各自が気をしっかり持って、

自分の生き方・在り方に集中していきたいですね。

現代社会では…わたしの生きてきた社会構造では、

好きなことに没頭して暮らすということはタブーでした。

みんな我慢して辛抱して苦しい労働をした後にやっと、

死ぬまでの束の間だけパラダイスして下さいね〜みたいな。

体調を崩して早期リタイア状態になってみて思いますが、

50代前半からでも、残りの人生は決して長くはありません。

まだまだそれを許さない古い社会システムと、

常識という固定観念が蔓延する世の中は息苦しいままです。

しかし固定観念という縛りに気付けたら個人は変われます。

そんなの幻想に過ぎないと思われるでしょうが、

わたしの妄想だとしても、まだ諦めたくはありません。

才能で生きる人を応援したい

各自が心ゆくまで個人の才能を発揮できることに、

人生の時間全てを捧げられ没頭できるとしたら…。

いわゆるマニアックな生き方への偏見を捨てて見守り、

支えて励ましてどんどん才能を伸ばしてもらえるなら…。

型にハマった行動をマジョリティと過信する時代を、

そろそろ卒業してもいいのではないかと思います。

現在すでに好きなことが明確にある人なんかは、

もう変態的にのめり込ませてあげればいいじゃないですか。

みんなと同じ時刻に起きて働いて食べて寝て…。

その決まったリズムの方が才能を出せる人もいるので、

合う人がちゃんとその部分をカバーして才能を発揮する。

自分は調整中の身で偉そうなこと言えないのですが。

純粋に本気で好きなことをやっている人々を、

心底暖かく見守り、陰ながら応援することならできるので、

その気持ちだけは大事にしようと思います。

まだ灯油のストーブも出さないままです。

明日もお嬢さんは冬眠できないかもしれませんが、

ちょっと対話できて嬉しかったりもするわたしです。

では、また!

最後まで読んで頂きありがとうございました。