みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

冬眠中の亀も起きる変な小春日和でした(新作イラストにリッキー初登場)

こんにちは。mimikobitoです。

冬眠中の亀も起きる変な暖かさ

今日はやたらと湿度が高くて暖かすぎた日。

冬眠中だったクサガメのきっちゃんが、

春と勘違いして起きていました。

甲羅干ししようとしたのでしょうね。

水の部屋から陸の部屋へ行く途中で、

半開眼のまま固まってました。

ちょうど枯れ葉の残骸が少し混じって、

気になっていた小屋の井戸水をサッと交換。

抱っこして言い聞かせます。

「まだ12月11日です。春ではありません」

きっちゃんの虚ろな目を、

じっと見つめて語りかけます。

わかったかどうか知ったこっちゃありませんが、

とにかく寝床の定位置にそっとおろしました。

「春はまだまだ、さあ〜おやすみ」

暗示をかけ、小屋に蓋をして様子をみます。

さすがきっちゃん、お利口ですね。

一発でうまく誘導に乗ってくれて、

寝かしつけることに成功しました。

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クサガメのきっちゃんに捧げた子守唄

どーなんさんのブログにお邪魔した時、

コメントでクサガメが起きたことを書いたら、

カメを寝かしつける時の子守唄は、

五木の子守唄か?ブラームスか?との、

ご質問がありました。

正解はこちらです。

岩崎宏美さんの名曲。

『聖母(マドンナ)たちのララバイ』

 

さあ、眠りなさい〜

疲れ切った 身体を投げ出して♪

 

(古すぎるので、若い方ご存知なかったらごめんなさい…)

 


www.youtube.com

 

この街は戦場だから

男はみんな 傷を負った戦士

どうぞ心の痛みをぬぐって

小さな子供の昔にかえって

熱い胸に甘えて〜♪

 

母ちゃ〜ん(涙)

この歌詞にウルッときたものです。

おじさんのように働き詰めだった、

おひとり様おばさんのわたしです。

野戦病院のような救急外来だったせいか、

戦士のような血みどろズタボロの、

抜け殻な自分の姿に重ね合わせたのでしょう。

昔はまだ専業主婦の方も多かったので、

歌詞は「男はみんな」という昭和的表現ですね。

良い悪いは別として、自分は男の部類に入っていた。

元祖3K(キツイ・汚い・危険)と言われ、

準夜勤帰りでタクシーの運転手さん達が、

何度も慰労の言葉をかけて下さいました。

運転手さん達だって大変だったはずなのに。

涙が出そうになったこともあります。

誰もが嫌がる誰かがやらなければならない仕事。

おまけに後付けで次のような、

「看護師版6K」の存在を今日知りました。

  • 給料が安い
  • 休暇が少ない
  • 規則が厳しい
  • 結婚できない
  • 化粧のノリが悪くなる
  • 薬に頼る

こんなのあったんですね。

(知らんと働いとったんかい〜)

「薬に頼る」は意外でしたが確かに…。

手に入りやすいですからね…そういう人もいました。

そう言われれば、どれも合ってるかもしれませんね。

火曜サスペンス劇場再放送の思い出

先程の「聖母たちのララバイ」という曲は、

火曜サスペンス劇場のテーマ曲。

まだ格好だけ人並みにテレビを置いていた頃、

日常的に見ることはなかったのですが、

深夜勤明けの昼下がり…。

あのドロドロの脳みそで朦朧としたまま、

ソファーに横たわってなんとなくつけたテレビ。

少し仮眠したらまた夜に勉強会があるから、

病院に行かなければならない時とか…。

今思うと、鬼のような時間外勉強会ばかりでした。

その都度たっぷり宿題も出されるから、

提出予定のレポートを抱えていない時期なんて、

最初の3年間あったか?ってほどスパルタだった。

ベッドで眠り込んだらもう、

半日ぐらい仮死状態になってしまうので、

わざと中途半端に目が覚める体制で仮眠。

うとうとしながら潜在意識に刷り込まれる、

聞き流し火曜サスペンス劇場は…、

よくよく考えてみると非常〜に、

メンタルによろしくないですね(笑)

ただ、サスペンス劇場を遥かに超える、

生の残酷さを普通に見ていたせいで平気でした。

それはそれで恐ろしいです。

おわりに

久々に岩崎宏美さんの歌声を聞きましたが、

凄まじい歌唱力ですよね。

今日はイラストにさらっと、

「リッキーの背後霊付きバージョン」

…新作試作品として仕込んでみました。

思ったよりも描きやすそうなので、

これから進化させようと思います。

不自然に湿度と気温が高かったので、

地震その他の災害も気に留めながら、

ロシア軍のウクライナでの動きに、

かなり注目しているわたしでした。

個人的にはプーチンさんが、

挑発に乗らないことを信じています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。