癒しの価値観が変わるということ〜行列のできない「きっちゃん食堂③」
こんにちは。mimikobitoです。
はじめに
最近ゆるいネタに浸っています。
今日は真面目な「ゆるさ」も含めた内容です。
自分の内部で学びがあったので記録します。
最後は明るくカメさん動画で締めますが、
社会問題にも触れるため少し重めで長いです。
今、明るい話題に触れていたい心境にある方は、
暗い気分にさせてしまうといけないので
遠慮なくスルーして下さいね。
私は異常に無駄な思考量が多いのです。
深読みが過ぎると自分に跳ね返ります。
感覚を研ぎ澄ませると神経はすり減るのです。
醜い我がエゴの投影でもあるギスギスした社会。
溢れかえる悲惨なニュースにフォーカスすると
些細なことで自分を攻撃してしまいます。
自分への攻撃は他人への攻撃と同じことです。
情報に踊らされず俯瞰を心がけていても
所詮、私は人間であり凡人です。
本来好きなひとりの作業で滅入ることもあります。
大自然の摂理の前では無力で小さすぎる存在。
やっぱり自然はすごいな。強いな。
闘わなければ生き抜けなかった時期
長い長い反抗期と怒りのプチ暴走
私の人生大半は、凄まじくおびただしい
「対人間」中心のリアルな世界でした。
勝敗や優劣を競わされる社会の風潮にもれなく
乗ってみたり逆らって溺れて沈没したり。
どうしても自分の心に嘘をつけず、
権威に反抗する気性の激しさもありました。
若い頃は売られた喧嘩を買うどころか…
大人になりきれず上司に直球ちゃぶ台返し。
ふっかけていた自分がいたのも認めています。
ただし議論する際は基本「対面一対一」であり
仲間や通りすがりの人を巻き込まないのが前提。
嫌いな相手であっても本人が反論できない場での
集団陰口だけは嫌いでした。マイルールです。
だから集団イジメにも合いました。
小学3年の1年間はクラス集団無視ゲームの的にされ
集団いじめ初体験デビュー。単発不登校もやりました。
いじめっ子仲間に入って他の子をいじめれば、
順番が来ても期間が短くなります。怖いですね。
群れというのはこうして成長していくのでしょう。
4年生になって終わったということは…
最後まで屈しなかったということになりますね。
「穏やかでおとなしいけど芯は相当気が強い子」だと、
担任の先生がドン引きしていたそうです。
内部に宿った猛獣が時々目を覚ますのでしょう。
上手に目をそらして世渡りすればいいのに…
「迎合」という必殺技があったはずですが、
世渡り上手を演じる自分がまた許せないw
根っから不器用だったのかもしれないし
手に負えない病的なあばれん坊気質かもしれない。
遺伝子と環境に刷り込まれた自己肯定感の低さ。
今思うと歪んだ不要な正義感だったと思います。
年功序列と社会人の陰湿いじめ空間
職場でも派閥の違う敵地に一人で足を踏み入れ
見事にやられましたね。ご立派な国の機関でした。
2年弱静かに耐えタイミングをみて
辞表を手にトップへ直訴。
自分だけの被害ならそこまでやりません。
意識のない患者さんへの敬意を欠く態度に
人として許せない部分があったからです。
ちょうど外部から移動で就任直後だったトップに
現場の腐りきった問題点を共有して頂きました。
どうやら組織側も問題視していたようです。
そこはクビにできない公務員のややこしさ。
考えてみればおかしなシステムですね。
休憩時間外の勤務中自宅へちょっと帰って、
悪びれもせずペットの世話や家事を堂々こなす
定年間近の職員がいたらしいのです。
その事例は極端ですが、人命に関わる現場で
怠惰の空気が蔓延していたのは事実です。
安定しすぎて進化を止めた人類の姿そのものでした。
年功序列で籍を置きさえすれば
ずっと食い外しのないぬるま湯世代。
耳を疑うやりたい放題だったようですが、
共済年金で安泰な老後を満喫なさったことでしょう。
もちろん年上ばかりが悪いのではありません。
続く、我らがX世代も負けてはおらず荒んでいて
嫁いびりのようなイジメも横行していました。
見事な負の連鎖です。
当時の年功序列システムでは年長者の権限がとにかく強い。
しかも数が多い！組織のしきたりは簡単に変わりません。
サボっても高給…辞めるわけないですよね。
遠回しのメッセージは伝わらず、
わざときつい部署に移動させても暖簾に腕押し…
こればかりは組織側にちょっと同情しました。
あの時ちゃんと話を聞いてくれたT部長の言葉。
「あなたは大変な目にあったけれど
きっといつかこの経験が役立つ日が来ます」
短いお付き合いで爽やかにお別れしましたが
T部長ありがとう。ちゃんと役に立ってるかも。
2000年を迎えたばかりの頃です。
今では若い世代が増えたこともあり、
組織も良い方に変わっていると思います。
遠い遠い…継承しなくていい昔のお話でした。
癒しの価値観が劇変したこと
若い間はよく遊んだし友人にも恵まれ
楽しくストレス発散し癒されていました。
ネアカな私も更年期に突入で疲労困憊。
刺激を避け孤独を渇望するようになりました。
孤独でいることを自分に許可すると
無駄に世間と闘えないから強制的に休息をとれる。
世間という巨大な塊から思想を守るのに疲れ果てた。
恐怖と過剰な防衛反応から解放されると、
持論を押し通す必要がなくなり楽になりました。
ずいぶん無理して生きていたもんだな。半世紀も。
外向も内向も良い悪いというのではなく、
それぞれいろんな時期があっていいと思います。
ここ数年はリアルな「人間」と距離を置きたかった。
リアルであれオンラインだけの繋がりであれ
通じ合える仲間を即座に思い浮かべられるなら、
どこかでそれぞれ生きてくれていればいい。
各自のサンクチュアリを認め合える世界が好きです。
昔なら空想だけの勘違いだと言われるような関係でも、
必要な時はちゃんと引き合うようになっているし、
そんな人たちの存在が私の宝物。
もうひとつの宝物が今日のテーマ「新しい空間」です。
「移ろうもの流れゆくもの」への回帰
この見出しテーマでイラストを描くつもりです。
クサガメのきっちゃんと静かに過ごしていると
見えていなかったものが見え始めます。
庭ではいろんな虫とすれ違い
土の上にはアリさんたちが右往左往。
元気に庭をはいまわるクサガメきっちゃん。
ミンミンシャーシャーツクツクボーシ…
ワン、ニャア、プリッ(時々きっちゃんのオナラw)
夜もふけると通りすがりの野犬が
庭の石臼の井戸水を飲む音まで聴こえます。
同居の父は自閉症気質で自分の世界。
言葉のない無人島のように静寂な空間。
これはこれでまんざらでもない私も相当オカシイ。
反面、自己防衛でしゃべり続けた時代もありました。
そういえばウサギもカメも鳴かない生き物ですね。
庭の木陰で涼んでいてふと振り返ると…
おとなりの猫さん親子が背後で授乳中w
なんというか…空気になった気分ですね。
特別すり寄られることもない代わりに
どの猫さんにも逃げられることがない。
私の姿が見えていないのかと疑うことさえある。
自分に重ねてきた色が全部落ちて
もう一度透明に戻った気がしました。
またいろんな色を創っていきましょうか。
空みみ言#5
風は吹き抜け
雲は流れ
子猫は成長し
私もいずれ死ぬ
庭のかたすみにあるのは
移ろい流れゆくものだけ
だから透明なのかな
byみみこびとさん
あれほどこだわっていたはずの
固定された有形資産がない世界。
家も家具も車も雑貨たちも。
執着の対象ではなくなってしまったのに、
庭の空間は満ちていて
死を含めた豊かさがある。
悟りとかじゃなくもっと単純に、
これが自然の摂理なんだろうな。
なのに…私はここに留まらない。
決意しなくても…たぶん飽きるw
悟って完結した人にはなれない。なりたくもない。
悟ったらエネルギー節約して長生きできるけど、
ここ、地球なんですよ。
冒険しないと進化できないから。
気が散って消耗して短命だろうけど
それでいいやん、私だけの人生。
ゆるゆるカメさんライフ
YouTubeでの新しい居場所
YouTubeを始めて１週間経ちました。
投稿動画はクサガメシリーズ５つだけ。
このブログ以外での言及はしていませんが、
たまたま通りがかったカメさん好きの方が
チャンネル登録して毎回観てくださっています。
慎ましくカメさんライフ楽しむ空間の片隅。
きっちゃんと私の小さな居場所です。
行列のできないきっちゃん食堂③「おひとり様ご案内」動画
既に公開済みの動画です。
（飽きてな〜い懲りてな〜い）
１分以内のものからスタートしたので、
ちょっと長めに4分ほどのお試し作品です。
(別に長くないか…気がちる私には長いw)
マイクなしで無頓着に撮影すると、
近所に響かぬよう抑えた声がモゴモゴで聴こえず
周囲の雑音とのバランスが案の定ひどい！
砂利を踏む音も気をつけないと不愉快。
…これも超初心者の通る道ですね。
テレビのように完璧だと生活感なくなるし。
無理してエエかっこせず素朴さ丸出しのまま
観て下さる方が不快なく楽しめるよう成長したいです。
⚠️音に過敏な方や専門的にこだわりのある方は
今日の動画はスルーしてくださいね！
おわりに
サムネイルが命ともいわれるYouTubeに
ベタな指描きイラストを使う怖いもの知らず。
いかがなものかと思います。いけませんね。
もっと上手になるようがんばります！
(やっぱがんばるんや…まだ使うんかい…)
今日はウンザリする長さになり申し訳ありません。
最後に大切なことをひとつ。
桜島の噴火が鎮静することをお祈りします。
避難している皆さまは気が抜けないと思いますが、
暑い最中どうぞご自愛ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
