みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

心臓の勉強中…ちょっと脱線「恋をすると胸キュン」になるメカニズム。

こんにちは。mimikobitoです。

久しぶりの医学の勉強が新鮮すぎる

今年は「心臓」をメインテーマに

生命の神秘を探究することにしたので、

さっそくいろんな文献を調べ始めています。

ナース時代の西洋医学知識も復習して、

基本の部分を再確認しておきたいのです。

東洋医学やスピリチュアル系の側面なども

頭ごなしに否定したり、また逆に盲信もせず、

広い視野で新しい自分の哲学を創るつもりです。

別の記事でまた動画は取り上げますが…

YouTubeで楽々ドクター講義が聴けるなんて!

図書館で分厚い医学書をコピーしていた、

35年ほど前の自分とは雲泥の差ですね。

しかも最近のドクターはドクターに見えない。

おしゃれで若くてイケメンの講師揃いだったりする。

昔がそうじゃなかったというわけではありませんが(汗)

恋愛未満で終わったプラトニックな思い出

わたしの所属していた救急部とかはもう、

現場は医師もナースもごちゃ混ぜカオス状態。

同僚というか戦友みたいな仲間意識の家族みたいで、

あんまり美化できる対象はいませんでした。

といいつつ、指導者の先輩もルームメイトの親友も

そんな仲間内での職場結婚でしたけどね(笑)

狭い世界です。もし本気でセンサー働かせていれば

わたしも適当な時期に結婚してたかもしれません。

 

一度、ちょっと親しくなった研修医がいました。

ある日ふと、車を買うことにしたわたしは、

車好きだった救急で同期の彼に相談しました。

そして買いに行く時、同伴してもらいました。

常に金遣いの豪快なわたしです。

ローンは嫌いなのでキャッシュ握って即決で購入。

「お、お前…男前やな…」と、

ボソッと呟き、静かにドン引きしていく彼。

わたしとは正反対の物静かで無口な人でした。

いつもわたしが揚げ足とっていじり倒し、

ピンポンダッシュみたいにおちょくられても

ぽわぽわ〜っとして打たれ強い人でした(笑)

その後…わたしの誕生日に近かったある日、

彼と新車の試運転を兼ねてドライブに行きました。

車の中で差し出されたのは小さな箱。

こ、これってちょっと待てよ…。

3秒ほど胸キュン。

一瞬動揺したわたしに彼がじわ〜っと一言。

「かっ…勘違いすんなよ(笑)」

震える声で笑いながら差し出された箱を

開けてみると誕生石入りのネックレスでした。

わたしも彼も大爆笑しました。

セリフの間合いが最高のツボだったのです。

直球で「勘違いすんな」と言われたのは

さすがに生まれて初めてでしたし、

彼のキャラ上リアクションが面白すぎて。

これを書くつもりなんて毛頭なかったんですが、

勢いで書いた今、ふと思いました。

たしかに普通に友達として過ごして、

なんの違和感も感じなかったから、

ウケ狙いのギャグだと思ってたんですが…。

あれってまさかホントは…もしかしたら…

勘違いすればよかったのかなと。

わたしも若くて未熟でしたからね。

ちょっと性格男前すぎて鈍感だったかなと、

感覚過敏のくせしてそこは鈍かった自分に

30年経った今頃反省しています。(遅すぎw)

その後もわたしたちは同僚として共に働き、

3秒ほどの微かな胸キュンだけで終わりました。

彼は良家のおぼっちゃま先生だったので、

その後良家のお嬢様と結婚され幸せになったようです。

よかったよかった〜これでいいのだ(笑)

「胸キュン」のメカニズム

もし自分が普通に結婚出産していたなら、

息子に近い歳であろうイケメンドクター講師の

YouTube動画講義を目をキラキラさせ

夢中で見て勉強しているわたし。

気分はすっかり20歳の女子看護学生でした。

その勢いで「胸キュンの生理学」をググってみると、

ヘェ〜という感じだったので記録しておきます。

胸がキュンとするときに何が起こっているのか?

3つのホルモンが感情を揺さぶる

脳で3つのホルモンが分泌されます。

ドーパミンは快感を引き起こします。

ノルアドレナリンは覚醒ホルモンで心拍数を上げ興奮状態にさせます。

アドレナリンは「不安や緊張」を感じさせます。

 

恋が生まれるのは緊張状態の時です。

ドーパミンによって相手に惚れた瞬間に

ノルアドレナリンが分泌され「振り向かせたいという願望」と

攻略しようという体制が整えられます。

アドレナリンにより「振り回されるかもしれない」という

不安や緊張感も同時に生じます。

この3つのホルモンが絡み合って「恋心」は出来上がります。

胸がキュンとするのは?

日本生理学会の文献によると、

『恋をすると感情の変化に関係する中枢神経系の活動レベルが上昇し、

精神が高揚します。また、自律神経も交感神経が非常に優位の状態になり、

運動した時のように胸がドキドキします』

なるほど…ドキドキはわかりました。

じゃあ、あの独特な胸キュンっていったい…?

『心臓の筋肉に血液を供給している冠動脈が心臓のドキドキに見合って

十分拡張しないと、少し虚血気味(心筋に血液が十分供給されない)になり、

ごく軽い狭心症(冠動脈が一時的に細くなる)のような状態になって、

胸がキュンとすることもあるかもしれません』

(日本生理学会ウェブサイト「生命の理」より出典)

 

これは個人的にちょっと驚きでしたね。

それって地味に命がけじゃね?

恋の胸キュンと狭心症の胸キュンが

全く別物じゃないかもしれない衝撃!

出産は命懸けとよく言いますが、

恋愛も地味に…

身の危険を伴ってたんですね。

ごく軽い狭心症て…いやいや…。

サラッと言うてるけど、じわっと怖いわ。

身体張ってナンボのもんじゃないですか。

人間ってなぜここまでして恋に堕ちるのでしょうね。

以前の記事で触れたのですが、

恋愛は人類が地球上で進化するための最大の要素です。

アドレナリンが不安を持たせるように、

決してポジティブな幸福感だけではない、

引っ掻き回される感情の中で生まれる、

バラエティーに富んだ感情の渦に溺れることで、

わたしたちは進化成長しつつ、

結果的に子孫を残すのでしょうね。

なんともめんどくさいというか、

ややこしくてかなわんし…生殖だってそう。

我が妄想キャラ「クローンみみこびと」のような

単体増殖のほうが楽ちんなのに。

なんでわざわざ人類って…。

しかしそこがいいんですよね。

そこがまた…不合理で理不尽でやりきれない、

地球の味わい深いひとときなのでしょう。

おわりに

「心臓」ひとつからいろんなものが飛び出しますね。

まだまだ山のようにお題は控えておりますよ。

あちこち乱射しながら進んでみますね。

去年ほどのカオスにならないように…、

かつ、闇鍋ドッキリな自分らしさを失わないように。

関東ではかなり冷えて雪だそうですね。

みなさんくれぐれも十分暖かくしてから、

身体に気をつけて「胸キュン」して下さいね!

感染対策にもお気をつけてお過ごし下さい。

では、また!

最後まで読んで頂きありがとうございました。