みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

地球目線で動物のことを考えたかったんです(ゾウのはな子さんの生涯から学ぶ)

こんにちは。mimikobitoです。

はじめに

突然ですが…今日はゾウさんについての記事です!

わたしのイラストでお馴染みのキャラクター、

ゾウの「あいめちゃん」のモデルは、読者さんの

アトリエ・オランジェ(id:aimetoitoi2021さんですが…

以前、バレンタインデー企画として

こんなイラストに登場してもらっていました⬇️

このブログの手描きイラストは全て、

はてな編集画面のサイドバー「絵を描く」機能を使い、

MacBookのトラックパットにて人差し指で描いたものです

f:id:mimikobito:20220214175508p:plain

以前コメント欄でアトリエ・オランジェさんに、

上野動物園の可愛い赤ちゃんゾウさん

「アルンくん」のYouTube動画をご紹介しました。

その時はただ純粋に赤ちゃんゾウさんが可愛くて、

深い意味などなかったのですが…。

それがきっかけで深い学びに突入することになりました。

ゾウのはな子さん追悼動画

たまたま…たまたまだったんです。

Youtubeのオススメに次の動画があがっていました。

長いドキュメンタリー動画なので、

チラッと見ようとしただけだったのですが、

気付くと泣きながら最後まで観てしまっていました。

期間限定とあるので…いつか消されるかもしれませんが、

とりあえず貼っておきます⬇️

 


www.youtube.com

 

後で検索すると、同じジャーナリストさんが配信した

別の動画も見つけたので貼っておきます⬇️

予告編と本編です。

 


www.youtube.com

 


www.youtube.com

 

地球上もっとも残酷な生き物が繰り返す…戦争。

激動の世界情勢を日々眺めていると、

つい人間目線だけで考えがちですが、

この動画を観てハッとしたのです。

心の奥底でくすぶっていた想いがこみあげてきます。

今日一日、わたしは原点回帰のつもりで、

地球上全ての生き物たちへの想いを巡らせました。

わたしの感想を語れば…とんでもなく長くなります。

詳細は胸の内におさめておこうと思います。

ジョン・アーヴィングの小説「熊を放つ」

村上春樹さんの作品を続けて読んでいた頃、

村上さんが翻訳された作品も読んでいました。

そのひとつがアメリカの作家、

ジョン・アーヴィングの「熊を放つ」でした。

 

わたしが生まれた1968年の作品です。

反抗的な若者と動物園を描いた作品。

なぜか自分にとってとても強烈な印象でした。

村上春樹さんの小説の中にも、

「戦争と動物園」の描写が出てきますが、

題名をすぐ思い出せず…今回はスルーさせてください。

翻訳された「熊を放つ」という題名の通り、

動物園の動物たちを解き放つ願望を持つ、

ある若者のお話しなんですよね。

 

ゾウのはな子さんの動画を観る前から、

わたしは動物園や水族館が苦手でした。

どうしても辛くて苦しくて純粋に楽しめないのです。

生命としての本能を奪われ、

囲われ支配されて生きる息苦しさ。

これも意味不明なエンパス気質のせいでしょうか?

人間の感情だけでなく生き物全般の痛みが、

おぼろげにキャッチできてしまうことがあります。

池に放った初代クサガメ「カメキチくん」

幼い甥がもらってきたクサガメの「きっちゃん」も、

25年近く実家の庭で飼っていながら…未だわたしには、

本心では野生の暮らしに戻してやりたい…という葛藤があります。

子供時代に一時期飼った初代クサガメ「カメキチくん」は、

まだ近所に大きな池があって餌のミミズもたくさんいて…

だから、母ちゃんと一緒に池に放ちました。

今でもハッキリと覚えています。

カメキチくんは池をスイスイ泳ぎ岸を離れましたが、

途中でUターンして浅瀬でこちらを向き、

首を伸ばしてじっとわたし達を母娘を見つめてから、

また気持ちよさそうに泳いでいきました。

母ちゃんもわたしも泣きました。

幼いわたしは必死で手を振りバイバイを言い、

姿が見えなくなるまで見送りました。

今はもう、そんな池も人間の手が加えられました。

なので「きっちゃん」は責任を持って可能な限り、

わたしがお世話して一緒に暮らそうと思います。

160年ぶりの森羅万象からメッセージ?

2022年4月12日は160年に一度の

西洋占星術における特別な日だったそうです。

わたしは詳しく勉強したわけじゃないので

チラッと見かけただけの情報です。

海王星が支配する魚座のエネルギーが降り注いだとのこと。

魚座という12星座最後の星座のエネルギーは、

森羅万象と調和し共存する優しいエネルギーだそうです。

いい意味で境界線がなく所有という概念がない。

誰もが地球という生命の一部にすぎないというあり方。

戦争の形跡がないとされる縄文時代のような感じでしょうか。

わたしの人生はわたしの自由意志と哲学によって決まるため、

占いをそのまま盲信することはないのですが

人間の生命の神秘と惑星という生命の関連、

天文学や宇宙のロマンには興味があります。

これからもずっと関心を持ち続けたいと思います。

おわりに

わたしはちょうど「魂の引っ越し完了」という、

自分の本心と向き合う心の統合作業が進展して、

とても晴れやかな区切りをつけた時期です。

人間という生き物独特の

複雑で激しい所有欲や執着心。

自分の内部に脈打っている醜いエゴ。

人間が人間のことしか考えていない地球。

自分だけ自分の子だけ自分の孫だけ…。

繰り返されるガチガチのヒエラルキーの結末を、

今迎えようとしている気がします。

支配のために刷り込まれた常識が覆され、

良い意味での破壊と再生が起こる時期。

もちろん…風の時代という

「希望」に向かって。

解放されていない人間が

動植物を解放できるはずありません。

自分自身が囲われ支配されていることを

心のどこかで感じながらも受け入れられず、

何も言えない弱い立場の動植物達を支配して

知らず知らずのうちに鬱憤を晴らしていないか…?

報復の連鎖は大規模な紛争や戦争だけじゃない…

小さな町での嫁いびりの連鎖や年功序列の負の側面も。

これからの大きな社会変化の波の中で各自が、

しっかりと目を開くときが来ました。

ただの「見せ物」として生き物を拘束しない時代へ…

人類が進化できる日が来ることを信じたいと思います。

今日わたしは、自分の小さな視野と

愚かで身勝手な人間目線を自覚しました。

人間の愚かさにじっと耐え生涯を捧げてくれた、

ゾウのはな子さんの優しい目を観たのだから、

「あいめちゃん」をもっと可愛く描けるようになろうと

ホッコリ思いつつ…今日はおしまいにします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。