みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

感覚過敏な私の老眼にファンタジーを。

こんにちは

mimikobitoです。

みなさんは朝起きあがって、

最初になにをしますか?

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今朝起きてふと思ったのです。

私はタブレットに手を伸ばす」

なんですがその前か同時に、

『老眼鏡をかける』

 これは近視の方が眼鏡をかけるのと同じでしょう。

それがどうした?

世間的には奇行でもなんでもないことです。

しかしちょっと引っかかりました。

私は感覚過敏に悩んでいます。

あれ?そういえば…。

なんで「聞く匂う触る味わう」全て過敏なのに、

「見る」だけ鈍感になったんだろう?

小学生みたいに素朴な疑問でした。

「個人差あるし項目も皆それぞれだからでしょ?」

「生身の人間なんだから個性ですよ」

私もそう思います。

人工の光が異様にまぶしい点では過敏です。

蛍光灯やLEDが強すぎるとしんどいです。

部屋は間接照明や白熱灯で、

なるべく夜は暗いほうが楽です。

やっぱり過敏といえば過敏ですね。

iPadは老眼に優しい 

実はわたし携帯電話ガラケーです。

電話が苦手で携帯電話機能はもともと使わない。

単に災害時などの緊急連絡用です。

ブログのためにパソコンを買いましたが、

普段はiPadだけで生きています。

マンションを売る時、

まだ実家に帰ると決まっておらず、

移住先を調べたり各種手続きするため

あわてて買ったものです。

PCよりお値段手頃でiPhoneより文字が見やすい。

でも移動しやすい世の中になったら、

写真や動画撮影のためにiPhone買いますよ!

 35歳で老眼鏡をつくったきっかけ

初めて老眼鏡を作ったのは35歳の時でした。

まだ第一線でガンガン三交代勤務してました。

最近はナースが点滴や注射の液を混ぜる作業も減りました。

大きな総合病院ではほとんどを

薬剤部でやってくれるんじゃないでしょうか。

私の時代は全て現場の手作業ブレンド

アンプルという注射液ビンは大きさも様々。

1mlから20mlの間が主流でした。

その「1ml」がクセモノ。

私が近所の眼鏡屋にいくきっかけになったのです。

ある日のこと。

いつもイジってくれる愛する後輩と私は、

点滴の用意をしていました。

ミスは人命に関わります。

二人とも真剣です。

点滴メニューが書かれた用紙と、

おくすり本体の名前と容量を

念入りに2人以上の目で確認します。

 

※ 現物でもあれば写真でサイズ感とか

お伝えできるのですが、

ここで使ったモノがもしも家にあったら。。。

間違いなくわたし捕まります(笑)

 

「塩モ●、1アン(アンプル)1ml、確認お願いします」

後輩は真顔で1mlの極小アンプルを、

わざと私の目の前数センチの位置でかかげました。

誰もが自然と両目を寄せないと見えない位置です。

とっさに私の首はアニメのワンシーンみたいに

平行に後ろへ「ビヨーン」

まさか…老眼特有の近く見えませんリアクション。

目を寄せる顔を見ようとした後輩の表情は、

「え?そっち?」

そのおくすりは取り扱い厳重注意のものでして、

笑いながら触れるようなシロモノではありません。

互いに小鼻がふくらみ肩が小刻みに震えましたが

私たちは慎重に作業を続けました。

とっさのリアクションは我ながら気に入ったけど、

問題はそこじゃない。

正直ショックで恐くなりました。

笑いごとではすみません。

見まちがえたら人が死ぬんです。 

そして速攻近所のメガネ屋さんへ。

そのお店では老眼鏡デビュー最年少記録でした。

見えすぎていた人生

子供時代から視力検査では常に⒈5以上。

日によっては⒉0のこともありました。

私をサバンナの高原に放ったら、

たぶん⒌0とか見えるようになり、

3キロ先の獲物を一発でしとめたかもしれませんね。

(いやいや見えても弓矢とか吹き矢とか届かへんから…)

(しかも猟銃とかじゃなくて吹き矢ってあなた…)

(でも次くるの、たぶんケタ違いのハイテクで眉間からビームとか…)

とにかくなんでもクッキリハッキリ。

見えない見えにくいという体験がなかったのです。

極度の近視だった親友は、

見えないことに慣れていて、

見える方が気持ち悪いと言っていました。

ほんの少しでも視界がボヤけることは、

私にとって驚愕で脅威でした。

サードアイでファンタジーに生きる

医学的根拠は何もない妄想ですが

見えなくなってからは、

第六感みたいな直感が強くなった気がします。

俗にいうサードアイってやつでしょうか?

(いや…あの…ただの老眼じゃないでしょうか…)

そう言われるとおしまいですが。

同じ老眼で暮らすなら、

眉間からビーム出すぐらいの、

ファンタジー要素も入れないと

老けますから(キッパリ)。

目に見えるものだけが現実じゃない

これからの人類はもう、

サードアイで見るからそのつもりで

余生を送ってくださいね。

そんなメッセージだったら面白くないですか?

盲目の方が優れた身体感覚をお持ちのように、

老眼のおばさんだって、

秘めた最後の力をしぼり出せるかもしれない。

私の妄想では、次世代の若者たちは、

適応できる身体で生まれている気がします。

しかし我々中高年は、

時代の狭間で手遅れ感満載(笑)

老眼は宇宙からの「お疲れさんギフト」だと

カン違いして付き合おうと思います!

老眼で近くが見えないってことは、

手元の文字や近くの人の表情や、

目から入る情報がいい意味で減って楽になる。

老眼じゃなくても例えば、

HSPなど感覚が繊細な人にとって、

見たくなくても飛び込んでくる情報はキツイ。

わざと眩しさを過剰に感じさせて古い眼を閉じて、

情報過多をシャットアウトしてくれている?

もういろいろ見すぎてつらかっただろうから、

しばらく両目閉じてゆっくり休んでなさい。

心配しなくてもちゃんと3個目の目で見えるから。

その新しい目で見ると、

今まで見えなかった本質の部分が、

ちゃんと見えるようになりますよ。。。

そんなメッセージを勝手につくってみました。

老眼よ、今日もありがとう。

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毎日猛暑だと適度な雨がなつかしい。わがままな人間(笑)