みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

地球上最強生物クマムシさん(後編①) 不死身なのに寿命ってどーゆうこと?

 

[ はじめに ]

こんにちは。mimikobitoです。

今回は前編に続き2回目のクマムシさん特集です。

支離滅裂な雑談たっぷりでお届けしますよ!

mimikobito.hatenablog.com

あなたのそばにもクマムシさん

わたしの家は海の近くにあります。

クマムシさんは都会でも湿気の多い場所にいますが、

田舎の海沿いのほうがスゲーのいそうです。

なんたってクマムシさんの種類は1000種類以上。

キャラが魅力的

地上最強の生き物だけど目立たない。

私たちに危害も加えずじゃまもしない。

ちっちゃくて優しいクマムシさん。。。

人間でも強い人ほど優しいですもんね。

強い人ほど自分のカッコ悪さを隠さない。

水生(すいせい)なのにうまく泳げなくて、

あっけなくおぼれたりするクマムシさん。

そういう抜け加減がわたしは好きです。

クマムシさんは小さな宇宙

ミクロの決死圏

小宇宙といえば1966年に公開された、

アメリカのSF映画を思い出します。

ミクロの決死圏(けっしけん)」

ミクロ化した医療スタッフを患者の体に注射して、

身体の中から治療するというものでした。

わたしが生まれるちょっと前の作品です。

科学が進んでいなくてインターネットなしの時代。

学者しか知らない情報が多かったですから、

子供ごころにピンポンダッシュされましたね。

今はググったら一瞬で調べられる!キャー!

もうパラダイスですね〜長生きしてよかったです。

ググろうという好奇心を持つことが前提ですけどね。

身体の中でさえ宇宙みたいだとワクワクしたわたし。

血管の中に入ったミクロの決死隊の前を、

「ツルツルのぼんち揚げ」みたいな

赤血球が流れるシーンはハッキリ覚えています

顕微鏡の中の宇宙がポエム

顕微鏡の世界に入る手前には、

老眼鏡の世界っていうのもありますよ。

虫眼鏡とセットならちょっとした異次元です(笑)

老眼鏡という中途半端なめんどうくささが嫌になり、

いっそ顕微鏡でも買ってやろうかと思う時があります。

もちろんクマムシさんを見るために。。。

  一度でいい…

レンズ越しでもいい…

ハッとした表情でふり向いて欲しい。

さらに欲を言えば見つめ合って

異次元の瞬間を共有してみたい。。。

「こびとの妄想ポエム」より

では、気が済んだようなので本題に入ります(笑)

[ クマムシさんが不死身のときとそうじゃないとき ]

変身〜!?

まずはこの映像をご覧ください。


www.youtube.com

クマムシさんが不死身のとき

カラカラに乾いたときです。

ハイおわり。

クマムシさんが不死身じゃないとき

水分を含んだときです。

ハイおわり。

超シンプルですね。

 

それだけかいっ。。。

(前置きとのボリューム差がハンパないんですけど)

自家製パンと干し野菜の例

あ…わたし自家製パン焼くんですけどね、

(トボケるんかいっ…)

膨らせるための酵母菌(こうぼきん)を使うんです。

(聞いてねーし…)

レーズンとかで天然酵母を自作することもあります。

でも生の酵母だと日持ちしないので使うタイミングが難しい。

だからついつい長持ちするやつ使っちゃうんです。

ドライイースト

その名のとおりこんな感じで↓↓↓カラカラですね。

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そう。カラカラですけどイースト菌は生きてます。

パンの材料には必ず水分を使います。

水を含んで目を覚ましたイースト菌さんは、

小麦粉のなかでムクムク復活して育つんです。

クマムシさんみたいですね。

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カラカラのほうが長持ちするもの、他にもありますね。

干し野菜や魚の干物なんかがそうです。

水分を飛ばすことで腐りにくくなって、

長持ちする保存食になります。

災害備蓄にも最適な乾物(かんぶつ)は便利アイテムです。

[ 今回のまとめ ]

クマムシさんはカラカラのとき寝ています。

乾眠(かんみん)といいます。

カラカラの状態を「樽(たる)」と呼びます。

環境の変化を敏感にキャッチして、

カラカラになったりプルプルになったり。

ヘンシ〜ン!ふっか〜つ!

カッコイイ〜変態さ〜ん!

われら変態仲間!うぇ〜い!

(仲間〜なか〜ま!ちょっと意味違うけどまあいっか…)

(今日ちょっと涼しくて元気なのでテンション高いです…)

まとめます。

  • カラカラのほうが腐りにくく長持ち → 寿命が長い(不死身のとき)
  • プルプルだと腐るのが早い → 寿命が短い(不死身じゃないとき)

学術的なむずかしいことは抜きにしますね。

わたしの頭が発酵してしまうんで(笑)

不思議をファンタジーっぽく楽しむ範囲にします。

 [  今日のはてな? ]

寿命と時間のパラドックス

乾燥したら宇宙でも死なないけど、

眠ったままじゃなにも体験できない。

水があったら生き返るけど、

生き返ったら寿命ができる

このパラドックスにワクワクしてしまいます

時間って? 寿命って? 生命って?

過去も未来もない? 時間は瞬間?

わざわざ水の多いところにいる理由は?

 [ おわりに・次回予告 ]

クマムシさんの不思議な生きざまから学ぶ

「寿命とかカンケーないね〜」なクマムシさんワールド。

他の動植物もそうだと思いますが。

人間だけが「時間という縛り」のなかで、

「過去」「現在」「未来」を生きている気がしませんか?

クマムシは秘密を知っているのかもしれません。

まさか時間なんて存在しない(?)

だから瞬間を全力で生きていられるのかな?

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次回以降は…。

今日のはてなにつながるテーマを考えます。

宇宙人みたいになれるのに,

なぜ寿命のある地球を選んでいるのか?

クマムシさんの生き様から学べることいっぱいあります。

ちょっとずつ小分けにしないと多すぎる。。。

今日は分量配分が多すぎましたから反省!

(どーでもいい前置きが長いんだってば…)

(でもそれが自分らしさだから仕方ないか…)

(真面目な文献なら山ほどあるんだから、いいんですこれで…)

居直ったところでハイおしまい!

最後まで読んでいただきありがとうございます。