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日常の音で悩む人が楽になる方法 (音の悩み②)

※この記事は2021年7月27日に更新されました。

日常の音で悩むみなさんへ。

「いろんな音が聞こえすぎてツライ。聴覚過敏かも?」

「食事中に父がお茶をすする音を聞くと叫びたくなる!」

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この記事は日常生活で音に悩む人に向けて書いています。

(第一弾では聴覚過敏ミソフォニアの症状と原因がテーマでした)

今回は第二弾。具体的な対策がテーマです。

具体的な対処法

今すぐできる日常生活の工夫と対策

医療機関での診断・治療

耳の病気がないかどうか耳鼻咽喉科を受診してみましょう。 

突発性難聴メニエール病などでも起こることがあるからです。

耳鼻科の病気がないようなら、心療内科です。

聴覚過敏・ミソフォニアともに、

診断されると診断書をもらうことができます。

診断書で症状はとれませんが、

学校や職場などで理解を得るための証拠です。

2021年6月の時点で日本で行われている治療法は、

あくまで対症療法でしかないといえます。

特に聴覚過敏の場合はさまざまな要因がからんでいます。

よく紹介されているのが次の対症療法です。

  1. 音響療法:音刺激装置を耳につけて、不快とならない音を一日一定時間聴く方法。

聴覚過敏・ミソフォニアともに使われる方法です。

 ⒉ 認知行動療法(ミソフォニアの場合)

ミソフォニアの人は模範意識が強いと言われます。

マナーやルールは守りましょうよ!という意識のこと)

「何を考え、何をするのか?」を掘り下げて心理面から改善する方法です。

アメリカではカウンセリングと認知行動療法がメジャーだそうです。

認知行動療法はメンタリストDaiGoさんも紹介されていたようです)

結局のところはっきりいって、

まだ根本治療法は見つかっていません。

最先端はオランダ・アムステルダム医療センター。

こちらのミソフォニア基準(A-MISO-S)という問診票が

日本語訳されて使われているそうです。

世界的にもまだ研究は始まったばかりなのです。

医療機関や支援団体などがすすめる定番の対処法
  • 耳せん・イヤーマフ・ヘッドホン(長時間使用は逆効果)
  • 別の雑音や音楽でまぎらわす
  • 家族や友人など親しい相手ならその音がツライと伝える
  • 音を止めてもらえるなら協力を得る
  • 協力が得られない場合は場所を移動・逃げる
 Webサイトに寄せられたミソフォニアの方々の声

基本的な対策は大半の人がやっているようです。

それ以外にも各自が体験のなかで工夫している、

お勧めの対処法をいくつか紹介します。

基本対策とかぶるところもありますが、

表現が具体的でイメージしやすいのであげます。

  • 食事を別にする、別居する
  • 自分が大丈夫な雑音を出して注意をそらす
  • 自分が落ち着く音楽をひたすら流す
  • 自分のテンションをあげるとまぎれる
  • 壊れないものを投げたり布を噛んで耐える 

「とにかくこの症状の存在を知って欲しい」

「一人でもいいから理解者が欲しい」

重要なのはまず「知ってもらうこと」です。

 突然、聴覚過敏やミソフォニアの人がパニックになって

「その音やめて!」と大声をあげたとします。

知らない相手も驚きや衝撃を感じます。

「そうだったのか、知らなくてごめんなさいね」という言葉が、

スルッと出る人ばかりではないでしょう。

なかには逆ギレしてしまう人さえいるでしょう。

そんな相手の気持ちもわかる繊細な人だけに、

冷静になると人に当たった自分を責めたり、

理解してくれない相手を憎む自分が嫌になったり。

そうやってひとりで悩みを抱え込んでいくのです。

特にミソフォニアの人は、

感情をコントロールしたくてもできない。

大脳の働きが本能に作用してどうしようもない。

古来から人間が生きるために身につけていた本能。

敵に襲われないように音を聞き分けて身を守る防衛反応なのです。

敵を感知すると心臓がバクバク。恐いと感じます。

怖くて叫びたくなります。逃げたくなります。

状況によっては襲われる前に攻撃したくなります。

ミソフォニアの人が特定の音を聞くと、

自動的に脳の中で命を守る緊急事態システムが作動します。

怒りや憎しみが勝手にわいてくるのです。

神経質でわがままのようにみられます。

自分でも過剰すぎる感情の理由が説明できず、

怒りのもっていきどころがない。

不安で苦しくて発狂しそうなほどツライのです。

私がやっている方法

私はHSP気質をもっています。

聴覚過敏もあります。

そのうえ軽度のミソフォニアかもしれないのです。

広く浅くすべて自分に関係しています。

また、元ナースでもあります。

こういう症例があるのかどうかわかりませんが、

ミソフォニアの存在を知って初めて、

幼少期の体験を思い出したのです。

現在ぴったり当てはまるのは聴覚過敏症ですが、

過去に軽度のミソフォニアを経験し、

自然に治っていた(または抑えられていた)可能性があります。

まだ気づいたばかりで深掘りはできていません。

個人的なことは別途記載ありここでは省き、

以下に私のオリジナルな対策だけあげます。

  • 耳栓は脳が詰まる感じなので短時間だけ応急的に使う
  • 気が散りやすくせっかちな性格を利用して音以外に意識を分散
  • 語学学習で「微妙な音を聞き分けられる楽しさ」を癒しにする
  • 体を動かす(掃除・歩く・自転車)
  • 耐えられない時は近所の自然が多い場所に一時避難する

実践的外国語会話レッスンじゃなくても、

勉強好きな方なら自己肯定感があがり、

耳がよくてトクした喜びと自信につながります。

人によりますが私の場合、自然の音・風景・匂いなどが、

いっときでも嫌な音のことを忘れさせてくれます。

長い目でみた対策と今後の展望

本人ができること

「自分が聴覚過敏であることを伝える」

言葉にすればシンプルですが、

本人にとっては大変勇気のいることでもあります。

「かしこく声をあげる」のは難しいことです。

特に症状が出ている最中には冷静になんてなれないです。

つい感情的になって言葉がうまく選べなかったり、

冷静でいるときにはつい考えすぎます。

「今は大丈夫だし。まあここで急いで言うこともないか…」 

そうしているうちに言いそびれてしまう。

インターネット普及のおかげで、

同じ症状を持つ仲間の存在を知ることができます。

ひとりぼっちだと感じていた人にとって何よりの救いでした。

しかし世間の壁は厚くやっかいです。

一人一人の大切な声は封じ込められてしまう。

どうすればここから進めるでしょう。

まわりの人ができること 

当人だけの努力には限外があります。

周囲の理解者の協力が大切なのはわかります。

ご家族やご友人の皆さんはもうすでに

十分頑張って支えておられるでしょう。

物理的に近い人だけが協力者ではありません。

遠くの見知らぬ誰かでも協力者になれるのです。

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情報発信協力者になる。

内容がかぶってもいいから複数の人が発信をする。

自分が調べていて思ったのです。

検索結果が思ったより多いと、

「え?もうこんなにたくさん記事が出てたの知らなかった」

「ということは、みんなもう知ってるの?」

「私が単に無知だったのか?」

裸の王様状態でちょっと焦る人がいるかもしれない。

普通に慣れない素人がはじめて検索する場合、

最初のインパクトって案外この程度ではないでしょうか?

(私だけかもしれないので、詳しい方ごめんなさい)

若者はSNSを駆使して情報を流すのも受けるのも上手です。

たとえアンチが混じったとしても、

支援者や同じ境遇の人を上手に探せます。

しかし一番分厚くて壊せない世間の壁とは、

その世界を知らない中高年世代です。

なんといっても少子高齢化社会ですからね。

彼らは頭数が半端ないんです。

時代にそぐわない常識を

無意識に防衛しているのは中高年世代です。

足を引っ張っていることに気付かないのです。

若者と子供はいい迷惑ですよね。

聴覚過敏や発達障害

大人の歪んだ常識が生んだ現代病かもしれないと、

私は個人的に思い反省しています。

専門サポート機関だけに押し付けず、

私のような無名の一般人が記事を書く。

もちろん影響力なんてほとんどない。

記事の質も低いでしょう。

それでもいいと思いました。

不特定多数が発信しているという事実。

頭数だけでも増えれば効果を生むかもしれない。

バタフライエフェクトのように。

「世間」のパワーを使う

常に多数派が強い日本という国。

「みなさんやっていますよ」に弱い日本人。

ならばもっと「日本の世間の特徴」を逆手にとりましょうよ。

この「世間の特性」は強固です。

そう簡単には変えられません。

だから利用できるのです。

SNSで若者が!

井戸端会議で中高年が! 

「ちょっと奥さん知ってる?最近・・・困ってる人多いらしいわよ」

「私たちテレビしか知らないけど若い子の間ではもう・・・・」

難しい説明なんかいらないんです。

世界一爽やかな「えっ?まだ知らなかったんですね」を含んだ笑顔で。

いかに嫌味なく言い放てるかが腕の見せどころ。

<詳しくは知らないけどチラッと聞いたことある>

伝えた相手がそれを当たり前のように言いふらしてくれれば大成功。

陰口ヒソヒソ村八分的な方向へ持っていかれないように注意して!

ITが苦手な世代でもクチコミならできる。

おしゃべり嫌いなら黙って背中をみせる(音への配慮を習慣に)

共同で新旧入り乱れて情報発信。

地味ながら意外に最強じゃないかと思います。

世間を味方に引きこんで多数派に持っていき、

最後は世間という古いあり方を捨てる方向へ。

「日本の世間」のいい部分を活用して闇の時代を抜ける!

  • 調和と譲り合い 
  • 共感力エンパシー 
  • 万物に神が宿る柔軟な宗教観 
  • 秩序正しく冷静で優しい気質

おわりに

音の悩みシリーズ①②が終了しました。

ブログ自体初心者のため、

決してわかりやすい内容とは言えませんが、

「音で苦しむ人の存在」を、

知っていただくことはできたと思います。

今後は別の記事で、

「聴覚過敏を才能に変える」をテーマに、

第三弾を書き始めています。

読んでいただいた方に心より感謝いたします。

ゆっくりでも進んでいきます。

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一歩一歩のんびりとね。。。