みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

孤独と沈黙が生み出した「ありがたい効果」について。

こんにちは。mimikobitoです。

昨日は視点を変えたイラストコーナーで活字を制御。

おかげで「気がちる頭」がお休みできました。

今日は活字でいきます!

(えー昨日の今日やんか…)

(早っ…もっと休んでくれよ…長文やめてー)

言葉の封印

日常生活で言葉を封印してから、

発語しない毎日が3年近く続いています。

よく発狂しないでいられるものだと、

我ながら感心します。

(…してないと思ってんのあなただけかもよ…)

(そこを呑気にスルーできる姑息さは正気なのか?…)

どうやらわたしにとって、

この境遇は吉方位に大きく振れる、

きっかけになったようです。

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ストレスを快活なおしゃべりで発散していた、

健全な時期もありました。 

どこに行ってもすぐ場に同化して馴染み、

例えば2回ほど通ったBARなら、

ボトルキープしてある数年越しの常連客同様に、

快く迎えて頂けました。

(キャラが濃いすぎて記憶に染みつくんだそうです)

(わたしなら嫌ですね…こんなのに染みつかれたら)

エンパス気質に同調圧力

確かにわたしは本来外交的なタイプかもしれません。

しかし真逆のエネルギーも凄まじく、

エンパス気質で他人や場所などに同化しやすいぶん、

神経が擦り減るので身が持たなくなります。

エンパスとは共感力が強い性質を持つ人を表すのに、

近年よく使われる言葉です。

自分がまだあまりに未熟すぎた時期は、

周囲や自分自身の陽気と陰気を、

来るもの拒まず直球で受け取っていました。

意地悪な陰口ばかりのグループとは、

同化すると息ができないぐらい苦しいです。

胃の裏がせり上がる感じの拒絶反応です。

だから同調同化しないよう距離をとるんですが、

そこが相手の神経を逆撫でする。

同調圧力に逆らっちまったってやつですね。

小学生の頃も、社会人になってからも、

大多数対一人設定の、

きつい集団イジメを経験しました。

昭和という、出る杭が打たれることを、

誰も疑問に思わない大人たちの元で、

熟成され完成された常識が機能する社会。

個性は押し殺すしかない時代でした。

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ただしですね。

そんな孤独の中でも必ず一人だけ、

ちょっと変わった人がふらりと現れ、

同類である変人仲間として(笑)

全力でかばい守ってもらったことを、

懐かしく思い出します。

世間から変人変態呼ばわりされるみなさんに対し、

本能的に愛情と感謝が湧き出るのは、

過去の御恩があるからでしょうね。

歴代の愛する親友たち

わたしの友人たちはみんな、

基本キャラが濃くクセの強いマイワールドを持ち、

各自単独行動だったので群れることがなかったです。

タイミングが合えば、わ〜っと集まって、

ひたすらしょうもないことで笑い倒して全力で遊び、

さ〜っと解散して消息を絶つみたいな感じでしたね。

互いが絶妙なタイミングで出会い、

共に瞬間を共有し合い過ごす時間があれば、

流れのどこかで別れの時が必ず来ます。

若くして病と闘い抜き、先立った親友もいます。

誰も過去にしがみつかなかったクールな親友たち。

接点がなくなったり死別したからといっても、

その存在を失ったわけではありません。

何年何十年越しに奇跡的な再会をしたとしても、

昨日一緒にお茶したやんか!と言われたら、

へっ?ならそうかもな…と感じる素敵なヤツら。

むかし親友と5年間暮らしていましたが、

めちゃくちゃ楽でしたよ。

完全にお互い放牧状態なんですが、

なんの不安も猜疑心もなかった。

彼女は結婚して離れ離れになりましたが、

旦那がわたしの性格そっくりで、

一緒に暮らしている続きみたいで、

もうウンザリだと言い笑ってました。

離婚してないようだからよかったです。

変なところで神経過敏なわたしは、

定期的に世俗とバッサリ距離を置いて休まないと、

刺激過多によりメンタル崩壊します。

それを理解してそっとひとりにしてくれた、

歴代の親友たちにしみじみ感謝します。

煉獄で天国

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昔から家族に話しかけない老いた父と、

現在二人だけの空間にいます。

いろいろ家庭の事情もありまして、

誰にでも身内の確執ぐらいあります。

わたしの考え方次第では、

たしかに今現在の環境は「煉獄状態」です。

合わない相手とわかっていても、

同居すればある程度は同化します。

自分の感情と相手の感情が混在してしまうと、

どれが自分の感情かわからなくなります。

自分の抱いた冷たく機械的で醜く陰湿な感情に、

吐き気がして落ち込んでいると、

それが父の腹の中の感情に入り込んで、

拾っているだけだったということもあります。

(当然、自分自身の悪感情が原因の場合もいっぱいあります!)

(父は自分と合わない人ですが悪い人ではありません)

なぜわかるかというと、

それと同時に友人から嬉しい知らせをもらったり、

真逆の嬉しいことがやたら重なるからです。

父個人を含む地域の空気にやられてしまうんでしょうね。

本音と建前のギャップが大きい閉鎖的な町なので。

父は子供に対し、無関心・無感動・無言の人でした。

彼の生い立ちは気の毒な部分が多く、

母親に歪んだ価値観を植え付けられたようでした。

目の前にいながらも赤ん坊には一度も触らず、

もちろん一度も抱っこしなかったそうです。

お父さんが子育てしている家庭を見ると、

本当に素敵なことだと嬉しく思います。

三つ子の魂…とは本当ですよ!

しかし、無関心・無感動・無言の相手と、

上手に同化することで得られるメリットを、

わたしはようやく発見したのです。

いったん相手に同化してみて、

心理状態を本能的に分析し、

相手の欠点を利点に変換処理して有効活用します。

わけわかりません?

わたしにもよくわかりません(笑)

父はわたしが聴覚過敏症だと知りながら、

毎日趣味の木工で機械の爆音を出し続けます。

わたしが音に反応して不整脈や冷や汗を出していてもやります。

わたしが嗅覚過敏の化学物質アレルギーで、

香料がつらいことを知っていながら、

香り長持ちカプセルの洗剤をたっぷり使います。

相手が生理的に苦しむという感覚が理解できません。

認知症ではなく先天的な感情の欠損みたいです。

罪悪感のない相手にフォーカスすることをやめ、

父に同化していったん無になってみました。

いい意味で外界からの影響を遮断します。

言葉・発語をいったん手放して耳を澄ますと、

今度は自分が隠し持っていた深い内面の声や、

自然の動植物の声と同化できました。

もしも愛する母が生きていて、

父がたとえ無口で口下手でも、

人の痛みに気付ける感情を持っていて、

申し分ない円満家庭の環境だったなら…、

この瞬間の深い学びと感謝は味わえません。

漆黒の闇のなかの光がいちばん明るかった。

そりゃ当たり前か〜(笑)

Web上の新しい居場所を守る

あ、みなさん。

どうかドン引きしないでくださいね!

お会いしたこともない方々の、

心を読んだり操ったり癒やしたり…。

そんな伝説の神みたいなこと、

わたし、できませんから (笑)

特殊能力の訓練でもしない限り、

平凡な日常で使う必要もありませんし。

ただひとつ野生のカンで感じるのは、

ご縁があるみなさんの心が澄んでいること。

わたしが陰湿な空気に異常に敏感なのは、

実家の家庭環境が歪んでいたおかげなんです。

今、このブログをやっていてとても気持ちいいです。

不要なエネルギーをブロックできている手応えですね。

煉獄にいながら天国を創れるという、

人生最期の大きな体験の中で学習する毎日。

日常会話に使っていた言葉全てのエネルギーを、

厳選して活字に注入していく作業が、

楽しいと思えるようになりました。

どう見ても近所の噂好きな高齢者から見れば、

更年期うつにやられて病んでいる、

村社会に馴染めない引きこもりの変な娘です。

その古い大人のレッテルに同意するかどうか、

超高齢化格差社会の犠牲者になるのかどうか、

選ぶのはわたし。

目に見える周囲にどう思われようと、

わたしはここで出会った人たちとの時間と、

大切な自分だけの癒し空間を守ります。

おわりに・予告

世の中いろいろと、

不穏なニュースも多いです。

流されそうになりながらも、

みんなそれぞれの環境で、

自分を見失わないよう踏ん張っています。

わたしもみなさんのブログで癒されながら、

来てくださった方のコメントに励まされながら、

吹き飛ばされないよう踏ん張っています。

何度飛ばされたって懲りないし諦めません。

昨日の秋冬新作コレクションがあれば

注意書きはあっても希望は捨てません。

(⚠️羽根はショールだから飛べませんってやつでしょ?)

 

mimikobito.hatenablog.com

 

見事なホバリングをする「ハチドリ」さんのように、

わたしだってコソっと進化できるかもしれない。

雲丹枕さんの写真に魅了されてます。

今日もまたブックマーク作品ゲットでした。

てんとう虫さんの赤色が、

タンチョウヅルの赤と被ったからでもあります。

あらゆるところに感動が溢れています。

 

探せば、まだまだ虫はいるもんだ…と思った - 六時のおやつ

ハチの顔を見ていると他人とは思えず(笑)写真を集めたくなります。このてんとう虫さん🐞の「赤」は私の好みの赤です。すべての色彩に目を奪われます!

2021/09/15 08:08

 

今度は蜂(ハチ)にハマりそうで怖いです。

ハチドリも気になる…気がちる気がちる…。

(ちなみに小学一年の頃のあだ名がハチミツでした)

あれほどもがいて頭を掻きむしった、

タンチョウヅルの頭がなぜ赤いかという、

謎のほうはやっと解けましたよ!

いやいや…それにしても、

今日はまたうんざりするほど長かったですね。

本当にお疲れ様でしたm(_ _)m

最後まで読んで頂きありがとうございました。