みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

友人にされたイタズラのことを思い出していたらブログでシンクロしました。

こんにちは。mimikobitoです。

朝方に多少冷えるとはいえ、

寒いという体感が感じられないままです。

今日もクサガメのきっちゃんは冬眠できず、

半開眼で小屋の真ん中にポカンと立ってました。

小屋脇にあるキンモクセイの花が満開です。

化学物質の香料にアレルギーがあるわたしも、

自然の花の香りはたっぷり楽しめます。

嗅覚のセンサーってスゴイですよね。

はじめに

今日の記事を書くきっかけは、

読者さんのお一人のカイトさんでした。

カイトさんのブログは、

アウトドア情報と可愛いお子さんエピソードに癒され感満載!

わたしはアウトドアやキャンプに憧れつつも、

災害時の備品程度の物品を、

揃えただけのへなちょこです(笑)

予備自衛官の願書まで書きかけたくせに、

家族の看取りが入ったため中止。。。

野外での実践的サバイバルには、

飛び込みきれなかったわたしなのですが、

ご家族でアウトドアを楽しんで実践される方々を、

眺めているだけで楽しいのでした。

まずはこちらをご覧ください⬇️

kaikaikn.hatenablog.jp

 

この記事を見た瞬間、わたしは速攻震える指で、

コメント欄とブックマークコメントを書きました。

わたしもちょうど、

この類の記事を書こうとしていたからです。

あまりにもタイミングがよすぎました!

そこで、ご本人に承諾を得たうえで、

この度リンクを貼らせて頂きました。

カイトさん、快くご承諾頂きありがとうございました!

友人にされたイタズラのお話

一応すっかり大人の年齢ですし、

そろそろ膝カックンとか、

お尻ぺんぺんあっかんべー系のいたずらは、

卒業しようと思っていますが…。

葛藤に苦しんでしまうわけですね。

しかしここでわたしは主張したい!

常にいたずらを仕掛ける側ではありません。

わたしだっていつも加害者じゃありません。

被害者側に立たされた過去も、

相当数あったのです!

心電図200人斬りの時のように。。。

主として年下の後輩たちに、

面白いように転がされる日々でした。

卵が先か鶏が先かではありませんが、

転がされる体験の反動が、

今の衝動を生んでいるのか?

先に手を出した自分の犯行を、

わたしが忘却しているだけなのか?

イタズラのループもまた、

どこかで断ち切らなければ、

メビウス状態で一生送りそうで怖い。

あーあ。

兄貴と妹ぶんと3人で飲み明かした翌日のエピソード

わたしは過去約30年間ほどで、

掛け持ちや同資格での職場を含んで、

合計18ヶ所にも及ぶ組織を転々として働きました。

(さらに単発の派遣契約を入れると恐ろしい数になります)

若さゆえの勢いでしたから、

今はもうそんな元気はありません(笑)

飛び込んでから考えようと思っていると、

考える間もなくスルッと慣れてしまい、

気付くと次の冒険が待っていて涙のお別れ…。

落ち着きのない小規模冒険人生でした

慣れるのと馴染むのは微妙に違いました。

行く先々で数多くの敵もできれば、

必ず味方も見つけてくるという感じで、

短い期間でも気の合うコンビまたはトリオに、

出会うことができました。

 

「兄貴」と呼んでいたのは、

循環器科の何個か年上のドクターです。

ややロン毛気味でどう見ても医者には見えず、

バイクに乗っていることで話が合いました。

「妹ぶんのMちゃん」は、

以前ご紹介した心電図バイトの後輩同様に、

意地悪な組織で味方をしてくれた、

ずば抜けて我が道をゆくタイプの後輩でした。

我々3人は特別つるんで遊んだことはなくても、

笑いのツボが微妙に似通っていて、

仕事の合間にお互いちょっかいをかけ揚げ足をとり、

3兄弟のように地味に戯れあっていました。

ある飲み会の後に一度だけ3人つるんで、

完徹で朝まで飲み倒した日のことです。

不運にもわたし一人が、

数時間後に出勤という貧乏くじを引いていました。

当時借りていたマンションもまた、

古いながらもオーシャンビューでした。

恨めしそうに一人で出勤するわたしを、

何故か兄貴とMちゃんが見送ってくれるという、

考えたこともない光景が出来上がりました。

3人とも酒が強かったので記憶は確かですが、

普通に考えて自分が何故ここにいるのか???

二人はわたしのマンションで数時間、

各自倒れ込むように雑魚寝しただけで、

健全な朝を迎えたのでした。

兄貴もMちゃんも信用おける人なので、

留守を任せて鍵をポストに入れてもらうのも、

当然、抵抗のない相手でした。

二人はベランダで並んで海を見ながら、

「なんでお前と一緒にオーシャンビューの朝やねん」と、

互いに思いながらのんびり酔いを覚まして帰ったそうです。

 

それからどのくらいの月日が流れたでしょう。

遊んだ記憶も薄れる頃のことでした。

ちょっと風邪気味だと感じたわたしは、

昔買い置きしていた市販の風邪薬が、

キッチンの棚の中にあったことを思い出しました。

一時期流行ったジュースタイプの風邪薬。

「ド●スタン」

思わずパッケージを二度見しました。

「ド●スタン」

ハッとしたわたしは、

あらゆる調味料の類を引っ張り出しました。

油性のマジックで上記のように「ー」を加えたり、

語尾が一文字増えていたり、

醤油のラベルがヨーロッパの貴族みたいな、

不思議なネーミングに変わっていたり、

全てを見つけ出すのに数日かかったと思います。

もう面白くもなんともない、

かといって怒りを覚えるほどでもありません。

イタズラといえばイタズラなんですが、

即効性のないじんわり忍び寄る感じの、

忘れた頃に滑り落ちる落とし穴みたいでしたね。

留守中に人の家でほくそ笑みながら仕掛けを施す、

兄貴とMちゃんの姿が目に浮かぶようでした。

二人とも今頃どこで何をしているでしょうかね。

印象的だった粗品グッズ紹介(おまけネタ)

昔むかし製薬会社の新薬発売の際、

医療機関に対しCMがわりに配布された、

グッズのことを思い出しました。

大半は3色ボールペンなどの粗品で、

消耗備品だったと思いますが、

今ではもう廃止になっています。

(2018年に国際製薬団体連合会の規定が改定されたことにより、

医療関係者への製品プロモーションとしての贈り物は全世界で禁止になりました)

今日のお話は、まだ違反ではなかった時代、

はるか昔のエピソードですのでご了承ください。

まさか…なんらかの濡れ衣を着せられ…、

身に覚えのない罪に問われるなんてことは…。

⚠️記事公開後にわたしの消息が途絶えたら、

麦ご飯を主食に規則正しい暮らしを始めたんだなと、

各自胸のうちでそっと呟きそっとしておいてください。

(昨日アルカトラズ刑務所の映画を思い出した名残りです)

(スルーしてください…)

 

⚠️ここから部分的に、

間接的な「軽度大人向け」です。

直接的な描写はまったく含まれませんが、

個人の感覚は異なりますので、

苦手な方はここで中断してくださいね。

 

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もう20年以上前のことです。

発売当時はセンセーショナルだったこの製品。

「バ●ア●ラ」関連の粗品が、

業界のうちうちで結構出回ったのです。

わたしは先程の兄貴を含む循環器系のドクターと、

日常的に働いている頃だったのですが、

その内輪でわたしまでまわってきたのは、

商品名ロゴ入りボールペンとファイルケースでした。

なかなかのレアものでしたから大切に使いました。

使う場所は選びましたよ、もちろん。

新薬は真剣に開発し商品化されています。

しかし企業側もギリギリのラインで、

実際に現場で使ってもらえるように、

創意工夫を凝らして売り込まなくてはならず、

現場の営業の方々は大変だったのです。

同じお薬の粗品ですが、

ある後輩が勤めていた開業医で発見された、

超レア粗品が何気に壮絶でした。

誰もいない診察時間外に、

後輩がこっそり撮影した極秘写真。

診察室になんら抵抗感もなく爽やかに、

普通に置いてあったのは、

もちろん堂々の商品名ロゴ入りで、

百獣の王ライオンの被り物を被った人物に寄り添い、

ウインクする昭和風のお姉さんの写真が、

パッケージに描かれたBOXテッシュでした。

わたしは冗談で後輩に、

中身使い切ったら空き箱捨てずにちょうだい(笑)と、

軽い気持ちで言ったことをすっかり忘れました。

それから数十日ほど経ったある日、

ポストに入っていた郵便物を開封すると、

丁寧に畳まれた、

百獣の王ティッシュBOXの空き箱が。

律儀な後輩でした。

先輩、お待たせしました!

やっと空きました!

そんな短いメッセージが添えられていたと思います。

いやいや…待ってねーし…。

そうはいっても彼女とは、

あの過酷なバイオクリーンルームで、

お互い鬱になりかけながら共に働いた間柄。

可愛い後輩の好意を無駄にしないよう、

私はその箱のツルツルした表面を、

エタノール清拭して消毒し、

入念に天日干しして紫外線消毒まで施した後、

BOXティッシュカバーとして有効活用しました。

そこそこオシャレだったリビングで、

小洒落たインテリアとして蘇らせたのです!

まだ現役第一線の働き盛りで多忙な日々…。

その空き箱ひとつのために、

人生の貴重な時間と情熱を投入できる自分が、

今思えば自分らしい自分だったなと、

微笑んで過去を受け入れることができました。

もう写真すら残っていませんが、

忘れられない良き思い出です。

 

こうして思い出すたびに記録していますが、

あの頃のようなやんちゃな時間を、

再び取り戻そうとは思いませんね(笑)

大勢の人々と交流するということが、

楽しかったのは紛れもない真実ですが、

日常的に交流する人の存在は、

多ければいいというわけではありません。

これからの余生はバタバタしすぎず、

これまでとは真逆のスタイルも見習って、

少なくても深い友情をゆっくり育てる生き方を、

取り入れていこうかと思っています。

ブログでは賑やかキャラに出来上がりがちですが、

対極の性質を合わせ持つわたしなので、

おしゃべりもたまにするぐらいで、

実は満足だったりします。

やっと落ち着きつつある、

気が散るわたしです。

おわりに

最近のガチャガチャには、

結構ハイグレードな面白グッズが、

仕込んであるものなんですね(笑)

眼精疲労もあって昨日お休みをいただいたぶん、

本日は、より長くなって申し訳ありません!

最後まで読んで頂きありがとうございました。