みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

なりきり勘違いシロウト作家のわたしが執筆再開に思うこと。

こんにちは。mimikobitoです。

はじめに

いまだに半袖短パンで、

甲羅干しする亀と共に、

庭で直射日光を浴びています。

真冬に短パン小3男子みたいなわたしですが、

飼っているクサガメのきっちゃんを見れば、

季節の移り変わりを感じさせられます。

声かけして目があってもボーっとして、

ご飯もプイッとし始めたら冬籠り支度開始。

冬眠前に腸を空にしておかないとね。

冬眠中は腸で呼吸の代わりをするから。

彼女はちゃんと自分でタイミングをみて、

ファスティング(断食)を始めます。

かわゆいです。

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いくつになっても半袖短パンの件ですが。。。

当時小学生だった甥には、

「ちっ…野球少年かよ」と鼻であしらわれ、

当時大学生だった姪っ子が、

「叔母さんってどんな人?」と友人に聞かれ、

「少年みたいな人」と即答したことを知り、

近所の幼稚園児には「あの子が…」と指をさされました。

一緒にいたお母さんが「しっ、こらっ!」と、

慌てて口を押さえていたのが地味にトドメでした。

大型犬にもナメられやすく、

じゃれつかれ、おもちゃにされます。

子供と動物は嘘をつきません。

ざっくりしたささやかな統計上、

少年カラー濃厚だったようです(笑)

3年ぶりにまとまった執筆再開

昨日からカクヨムでの執筆を開始しました。

正直言ってぎこちないスタートでした。

そもそもパソコンを触ること自体、

アナフィラキシーのわたしですから。

ブログ立ち上げは命がけ。

記事の公開は遺書のノリ。

置き逃げぐらいの気持ちじゃないと、

怖くてできなかった。

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恐怖に足を踏み入れたわけです。

そこに至る期間がこれまた過去最大の底辺で、

地軸を貫いて反対側の宇宙空間に、

ひとり突き抜けてしまったような日々でした。

不思議ですね。

昨日の記事で、DIT井上さんの誕生日が

異様に嬉しかった自分に驚きました。

そして自分との約束を守りました。

2021年9月24日を書き初めとして、

儀式的に数行だけ書き込んで下書き保存しました。

一夜明けた今朝、その続きを少し書きました。

天気がいいので家事も気になり、

早朝の作業には没頭できませんでしたが、

なにか大切な感触をつかみました。

そしてカクヨムの設定画面を開き、

何年も前から決めてあったペンネームを、

使ってやることにしました。

命名されてから一度も出してもらえなかった、

もうひとりの「カゴの鳥の自分」を逃しました。

鳥を閉じ込めていた犯人は、わたしでした。

空白の3年を経て、書く感触が蘇りました。

母没後13年間の煉獄冒険を終えて、

懐かしい居場所に帰った安堵でした。

おかえり。。。

…ってか、放って飛んでった鳥、

ちゃんと帰ってくるんでしょうか?

帰ってこいよ〜。頼む。

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今の心境の自分用まとめ記録

(⚠️以下は書き殴り日記状態です)

ときに身震いすることがある。

震災の時のテロだぁ〜!のエピソードのように、

何年も経ってから点と点が

ゾッとするくらいつながることがある。

最近それが顕著だった。

更年期特有のうつ状態や、

感情を持たない父との仮面のような暮らしで、

全てを失い、全てがいったん死んだ。

誰に奪われたのでもなく自分がそうした。

極限状態に陥った人間は最期に居直る。

わたしの場合はそうだった。

もうどうでもよくなった。

スウェーデンで現行している、

点滴による安楽死システムの下調べまでやった。

クレンメ*1をなんの躊躇もなく、

自ら全開にする自信があった。

会話は英語がベースらしいからと、

そのために英会話もアプリで学習した。

許されるのは厳しい規定の条件を満たす場合のみ。

回復の見込みがなく、

苦痛からの解放が必要な病の人に限る。

当然実際のわたしは対象外だった。

失うものなんてなにもない。

火事場の馬鹿力にも似た、

狂気を超えた静けさだった。

肝の座った居直りの境地だった。

 

昔、書き捨てた文章への執着はない。

データを取り込もうと思えばできるだろうが、

なんとなくする気にならない。

10年ほどかけて心血注いで書いた何万文字もの文章を、

ちょっと編集すれば、今すぐにでも作品になる。

もちろん内容の良し悪しを完全に無視すればの話。

なぜそうしないのだろう?

もう時間はあまり残っていないのに。

それは瞬間とは違うからだ。

今の瞬間に生むもの以外は自分じゃない気がするからだ。

本当に書きたいなら記憶に染み付いているはず。

大学ノートに書き殴ったものなら10冊以上はあった。

古いWindowsのWordに残したものはさらにカオスだった。

そこに日記やらエッセイ風のものが加わる。

カオスすぎて息が詰まって苦しくて、

完璧に初期化して闇に葬りたかったのに、

生き延びたものが今頃になって、

匍匐前進で這い出してくる。こわすぎる。

考えなくても芋づる式に文字が湧いて出る。

出たがるなら出してやり、出ないものは流す。

おぞましい妄想ストックの集大成。

残された時間で活字に変換し、

吐き切ることは多分不可能だろう。

表現し切れる力量のないまま、

ただの気が散る人で終わるかもしれない。

それを恐れて見て見ぬ振りしていると、

絡まった感情がエネルギーの流れを邪魔してくる。

たった一度でも胸を傷めた感情や、

目の当たりにした生々しい光景がまとわりつく。

 

若い女性を無差別に襲って死なせ、

自らも負傷して入院した通り魔犯を、

集中治療室で受け持ったことがある。

警官が厳重警備につく特殊なパターンだった。

ごく普通に声をかけ、

脈をとり身体を拭きオムツを変える。

そのわたしを見ていた新人研修医は、

控え室で涙目になり、

歯を食いしばって小さくつぶやいた。

「確かに今僕は医師として正しいことしてますけど……」

それに続いた言葉は、

人として言ってはならないかもしれない言葉であり、

彼自身がそれをいちばんよくわかっていた。

「うん。苦しいな」としか言えなかったが、

その気持ちは痛いほどよくわかった。

 

複雑すぎる感情の処理方法がわからず追いつかず、

異次元の無意識下にしまい込んで忘れ去るだけ。

わたしはいつも何事もなかったように、

平和な世俗へと戻り、スーパーのカゴを持ち、

賞味期限の新しい食品選びに平然と没頭した。

 

言葉にうまく変換できないものは山ほどある。

この限られたツールで表現し伝えるには限界がある。

そのもどかしさと最後まで向き合うのが、

自分を生きることなのかもしれない。

そう言いつつ、口だけ番長かもしれない。

志半ばで息絶えるのは目に見えていても、

やむにやまれず今吐き出さなければ、

肉体が朽ちる前に理念を死なせてしまう。

それは本当の意味での自己の消滅だと思う。

生命は肉体と脳と感情だけでできていないと気付く。

気付いたら終わりじゃない。

終わりの始まりまで、存分にあがいていたい。

限りがあるから尻に火がついた。

人生に死という期限があることに、

心から感謝している。

(書き殴りここまで!!)

おわりに

書き殴るとおそらく、

同じことを何度も繰り返していると思います。

看護学生の頃から自分の心理や人間性をえぐっていくのが、

仕事みたいなもんだと教えられていました。

理論上ごもっともでいうまでもありません。

自分という人間のモノサシ・判断基準を知っておかないと、

相手の感覚など理解できるはずもないというわけです。

たかが18歳そこそこの女子にそんな神業ができたはずもなく、

一生かけて学ぶスケールの課題でした。

わたくし、今でも達成しておりません!

ですが、こうしてしつこく文字に起こして語ったり、

成長したいという欲望だけは捨てずにいたいです。

著名なプロの作家でなくとも、

心に染みる文章を書く方がいます

自分の信念を貫いて、

コツコツ水面下で努力されている方はいます。

闇を背負い、闇と向き合い、ときに格闘したり、

逃げたり、追いかけられ捕まったりしながら。

暗い過去を背負っていたり、

心身の障害に苦しんでいたり、

自分の深い部分をえぐって血を流しながらも、

真っ直ぐに物語と向き合おうとしている方々は、

この現代社会にもちゃんとおられます。

その空気を感じて同化し勇気をもらいます。

意欲を感じたり嬉しそうにされていると、

自分のことのように嬉しくなります。

(これも感覚過敏というか、エンパスの特徴なのでしょうが…)

小説に限らず、他のアートにおいても同じですが、

目立たない場所でそっと芽を出しちゃんと生きている、

若い作家の方々を陰ながら応援しつつ、

わたしも、わたしなりの人生のまとめを、

仕上げていきたいと思います。

あ…。

今日放った鳥さん、

わたしの分身まだ帰ってきませんね(笑)

若い時から鉄砲玉と呼ばれていましたからね。

困りました。気長に待ってみます。

明日あたり、鳥のブログネタで「おとり捜査」します。

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⬆️この方に出演していただいて…。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

*1:点滴を調整するネジみたいな部分