みぐるみん

身ぐるみ脱ぎ捨て自由に生きる。おひとり様引退ナースが人生でやり残したことをやるために創った空間です。

ハロウィンをきっかけに「仮装したおじさん」を思い出す(秋という季節の真面目な考察もちゃんとあります)

こんにちは。mimikobitoです。

はじめに

気が付けばもう10月末でした。

なんという速さでしょうか。

もはや速いというよりも、

点在して浮遊する複数のカオスを、

瞬間でざっくりすくい上げていくようです。

不思議な時間の流れに、

心地よさと哀愁を感じるのは、

わたしだけでしょうか。。。

みなさんには「節目」がありますか?

常識的な日本人の大半が、

時間の大きな節目といえば、

晦日と元旦の間と答えるかもしれません。

ちなみにわたしは特に決まっていません。

阪神大震災が1月17日だったので、

神戸で被災したわたしとしては、

その日を超えないとしっくりこないのと、

不規則勤務で通常の行事とは、

無縁だったためでしょう。

ハロウィン

クリスマスもバレンタインも関心がなく、

社交としてのしきたりに従った程度です。

そこにハロウィンが追加されたことにも、

なにも感じず考えた事がありませんでした。

たまたま今年は考えました。

なぜかはわかりません。

仮装願望が出たわけでもありません(笑)

わたしもなかなかの変態ですが、

意外にも仮装には興味ないんですよね。

他人がするのは自由で楽しそうでいいじゃないか!

などと、思うんですよ。

たぶんそこにハマるとまずい事になると…、

無意識に察知しているのかもしれません。

「仮装したおじさん」のこと

そういえば昔住んでいた地域でのこと。

ハロウィンとは無関係な普通の日常で、

七三分けヘアスタイルの普通のおじさんが、

セーラー服姿のまま自然体で暮らしていました。

普通にコンビニやATMとかで出会いますし、

もう街の人は誰も驚きません。

あそこまで馴染むと無敵です

人生で一番長く住んだ街でした。

異種共存を優しく包み込んでくれるその街を、

わたしは心から愛していました。

変態の方々のことも愛していますから。

変態であるだけならば悪ではありません。

「変わった状態である」ということだけで、

人が生きづらくなるのは悲しいです。

ちなみにセーラー服のおじさんは、

秋の深まる肌寒い時期になると、

カーディガンも上手に着こなしていました。

靴は革靴でローファーだったと思います。

靴下は紺だったかな…黒だったか…。

脱毛はされていませんでしたが、

わたしはありのままのおじさんのほうが、

個人的に好感が持てるのでいいと思いました。

脱毛なんてしなくていいんです。

わたしは人工的なツルツルの脚よりも、

普通に毛のある野生のおじさんの脚が好きですね。

自分が生まれつき手足に毛がないので、

ツルツル同士は逆に気持ち悪くて、

オエっとなるんです。

いったいおじさんの脚の毛が、

なんだというのでしょうか。そして…、

どうしてセーラー服おじさんのことを、

こんなにも熱弁しているのか?

今、わからなくなりました。

……。

ハロウィンの仮装でした。

ハロウィンはケルト民族の文化らしいですね。

アイルランドという遠い国に根付いた文化は、

アメリカでの民間行事として定着し、

商用イベント的に我が国でも馴染んできました。

10月31日を節目にして、

夏と冬をざっくり分けているそうです。

夏は生。冬は死。

死はいわゆる死という感覚よりも、

東洋の陰陽での「陰」みたいな感じですかね。

夏から冬への移行は、

ひとつの終わりであり始まりでもあります。

ハロウィン自体に宗教色はもうありませんが、

詳しく調べた方はたくさんおられます。

わたし自身もケルトの歴史に、

少し関心を持った時期がありましたが、

読書中毒で大量に速読していた頃なので、

深めるには至っておりません。

何事も広く浅くがわたしの欠点ですが、

逆手に取って有効活用もしております。

何気にチラ見した情報がタグをつけてある感じで、

脳の海馬の片隅にキーワードとして保管されるのです。

それがなんらかのトリガーでヒットした時、

「不意に思い付く」という現象が起こります。

闇鍋ブログスープの素みたいなものですね。

秋の色が美しくも物悲しくせつないのはなぜ?

ちょうどハロウィンの節目が、

深まった秋という紅葉シーズンに当たります。

ここでわたしは興味を惹かれたのです。

秋の美しい紅葉が散るとやがて、

枯れ葉は腐敗し土に還ります。

それはひとつのサイクルの死でもあります。

だからでしょうか。

生命が散りゆく寸前の彩が、

どことなく物悲しくも美しく、

つい芸術に浸りたくなりますね。

わたしのイメージではどうしても、

自分のキャラであるうさぎ風味の、

イエローっぽい枯葉を思い出します。

偶然か必然か。

わたしは知らずに使っていましたが、

黄色というのは中国の「陰陽五行論」において、

土、腐敗などを表します。

暦の占いなどで分類すると、

わたしは「五黄土星」に当てはまります。

五黄土星のカラーが、まさに黄色です。

そして五黄土星のことを別名では、

「ドラゴ」といいます。

そうです。「ドラゴン」のことです。

司る方位は「中心」であり、

ドラゴンのように気の強い気質とあります(笑)

確かに…ちょっとしたことではへなちょこですが、

大きな事象ほど腹が据わるタイプですし、

真は相当気が強いと…子供の頃から言われてました。

昇り竜の手相を持ち、覇王線も両手にクッキリあるという、

絶対男に生まれた方が良かったんじゃね?タイプです。

大器晩成型の気の強い変態…。

強運を突き抜け、ただただもう…

恐ろしいだけですね。

他人の意見よりも自分のひらめきを尊重しがちなのも特徴。

周囲との協調を尊重すると運気が弱くなるので、

本来の本質のまま生きたほうが成功を手にします。

……だそうです。

やはりそのまんま…わたしかもしれません(笑)

占いを完全に信じ込むタイプではありませんが、

躊躇せずこのまま我が道をゆくことに、

背中を押された気がいたします。

思いがけない過去研究の考察

研究するつもりはなかったのですが、

結果的に龍(ドラゴン)とのつながりや、

黄色つながりを考察できました。

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「黄色」は第3チャクラ(ソーラープレキサス)の色です。

「太陽神経叢」という神経の束がある部分でもあります。

ここで太陽も関係します。

「みぞおち」付近にあるエネルギーの場で、

仕事・知性・自尊心と深くつながっています。

わたし自身が知らないうちに関心を持ち、

ブログの中で自由研究として取り上げた断片が、

こうして今になって気持ち悪いぐらい、

ピッタリはっきりとつながります。

東洋思想につながるカオスな断片が、

自分の内部で少しづつほぐれつつある感覚です。

自分自身を少し褒めてやりたいような気分。

個人的な研究結果への陶酔でした。

すみません。。。

おわりに

今日は検診バイトエピソードを書くつもりでした。

ハロウィンの仮装というキーワードのせいで、

セーラー服のおじさんの渦に自ら巻き込まれてしまい、

毎度のように想定外の展開となっております。

サクッとスクロールして眺めてみると、

セーラー服のおじさんのことしか、

読者さんの記憶に残らない気がしてきました。

しかしこれもなんらかの必然なのです。

読者のみなさんの大切な週末の夜を、

不思議な世界で包み込んでしまうことに、

申し訳ない気持ちを抱きながら、

わたしは公開ボタンを押します。

それではまた!

最後まで読んで頂きありがとうございました。